いよいよ年の瀬となりました。皆さま慌しくお過ごしのことと存じます。
年明け2020年1月2日(木)15:00より、川口駅東口デッキにて、毎年恒例の新春遊説を行います。
私が20年来開催してきた年明けの第一声です。
奥ノ木川口市長、自民党川口支部所属の県議・市議が勢揃いし、市内はもとより県内外よりお集まりいただいた沢山の皆様に、新年の抱負を述べさせていただきます。
寒い中、街頭にての開催となり誠に恐縮ですが、ご都合よろしければ、ぜひお出かけください。
日本のEEZで活動していた中国海洋調査船は、海保の活動によりひとまず海域を離れたようです。何をしていたのかが中々確認出来ず、忸怩たる思いです。
引き続き手を緩めることなく警戒監視活動が続きます。
海保の皆さん、本当にご苦労様です。
〇中国海洋調査船「科学」 の視認について (第2報/最終報)
1 中国海洋調査船「科学」が、本日午後2時30分現在、沖ノ鳥島の南東約600キロメートルの我が国排他的経済水域外を南向け航行しているのを、しょう戒中の当庁航空機が視認しました。
2 以後、同調査船の動静に特異動向を認めなければ、本報をもって最終報といたします。
令和元年12月13日
午後5時20分発表
第三管区海上保安本部
〇中国海洋調査船「科学」 の視認について (第1報)
1 本日、午後1時35分頃、しょう戒中の当庁航空機が沖ノ鳥島の南南西約278キロメートルの我が国排他的経済水域内において、漂泊中の中国海洋調査船「科学」がワイヤー様のものを海中へ延ばしているのを確認したことから、「我が国排他的経済水域において、我が国の同意を得ない海洋の科学的調査等を実施することは認められない」 旨の中止要求を実施しました。
2 午後3時34分現在、同調査船は、ワイヤー様のものを海中へ延ばした状態で沖ノ鳥島の南南西約278キロメートルの我が国排他的経済水域内を漂泊中であり、巡視船を向かわせています。
令和元年12月11日
午後7時50分発表
第三管区海上保安本部
中国の国家主席来日について様々な意見がある中、昨日より中国の違法な海洋調査が行なわれています。
できるだけ多くの方に状況をお伝えしたく、海上保安庁広報をご紹介します。
皆さまのご協力をよろしくお願いします。
〇中国海洋調査船「科学」 の視認について (第1報)
1 12月11日午後1時35分頃、しょう戒中の当庁航空機が沖ノ鳥島の南南西約278キロメートルの我が国排他的経済水域内において、漂泊中の中国海洋調査船「科学」がワイヤー様のものを海中へ延ばしているのを確認したことから、「我が国排他的経済水域において、我が国の同意を得ない海洋の科学的調査等を実施することは認められない」 旨の中止要求を実施しました。
2 午後3時34分現在、同調査船は、ワイヤー様のものを海中へ延ばした状態で沖ノ鳥島の南南西約278キロメートルの我が国排他的経済水域内を漂泊中であり、巡視船を向かわせています。
令和元年12月11日
午後7時50分発表第
三管区海上保安本部
ハイライトムービーもご覧下さい。
本日も日韓関係の専門家である、武藤元韓国大使と産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田記者と共に、本日行われたばかりの文在寅大統領と中国の王毅外相との会談の狙い、文政権の職権乱用による「不正疑惑」、文喜相議長の「徴用工解決案」などについて討論しつつ、迷走を続ける韓国文在寅政権の行方について思うところを述べさせていただきました。
12月2日(月)、BS-TBS「報道1930」に出演いたしました。
「歴史教科書 韓国は日本を、どう伝えているか」をテーマに、東大大学院 木宮教授と一橋大大学院 クォン准教授らと議論しました。
韓国の歴史教科書における圧倒的な量に比べ、日本の教科書の日韓関係記述は僅か1%です。
一方で、韓国の教科書は量が多くても、日本を批判的に扱うがために、過酷労働を強制される朝鮮人として、別の場所で別の時期に撮った日本人の写真を使用していたり、人口が1910年1300万人から1942年までの32年間で2900万人に増えたことや、工場数が27年間で40倍、石炭生産量が25年で25倍、農業生産が27年間で年平均1.94%増加(内地1.5%を上回る)したことなど、日本の行為について1965年の国交正常化以来の経済協力関係、ソウル地下鉄建設や製鉄所への資金や技術協力などに全く触れられていないこと。
いわゆる慰安婦や徴用工に関する不正確な記述がまかり通っていること。
文在寅政権になって日本の経済協力による「漢江の奇跡」と呼ばれる部分が今年の教科書から削られ、「ロウソク集会」が入れ替わりに加えられること。
など、歴史教育が国民感情の形成に大きな影響を与えている状況について、日本と韓国は相手に対して、併せて自国民に対する歴史教育について、今後どのように取り組むべきなのかを議論しました。
私からは、大事な隣国として互いに敬意を払いつつ、良いところ、良くなかったところも含めて実証主義に基づく教育整備を図るべきと訴えました。
11月30日、戦没者の慰霊追悼に訪れた硫黄島は曇り、強い風という予報どうりの天気でしたが、全ての行程を予定どおり終えることができました。まずは、慰霊碑のある天山で21回目となる硫黄島戦没者慰霊追悼・顕彰式典を行い、私も遺族代表として心を込めてご挨拶をさせていただきました。
その後は、本年7月に6柱をお迎えできた遺骨収容壕や、現在作業中の現場で遺骨収容団員を激励すると共に、開削した地下壕の奥まで入ってまいりました。
作業現場は、危険のないよう地面から5〜10メートルほどを面的に開削し地下壕を露出させますが、最後は人がやっと入れる程度の狭く上り下り曲がったりする通路にもぐっての作業になります。
壕周りの取り崩しは重機で行いますが、その後は手掘り、手籠で何百回も土を運び出し、丁寧にふるいにかけてご遺骨を探します。
令和元年度に収容できたご遺骨は今のところ6柱という、厳しく難しい作業なのです。
作業現場には、厚生労働省、JYMA日本青年遺骨収集団、旧硫黄島島民、小笠原村民、重機を操作する方たち、自衛隊員など、たくさんの皆さんが頑張ってくれています。その中には、私が硫黄島を訪れるようになった20数年の間にご縁をいただいた懐かしい人々がおり、久しぶりの再会を喜び合いました。
また、今回はこれまで訪れたことのない摺鉢山のふもとにある通称「松下壕」と呼ばれる崖沿いの壕をお詣りさせていただきました。
島周遊道路からも遠く、マイクロバスから四輪駆動車に乗り換えて斜面を降り、そこからは徒歩で草をかき分け、最後は崖をよじ登ってようやく辿り着く難所です。
硫黄島の戦闘開始時に日米が激烈に衝突した硫黄島のシンボル、摺鉢山の海に向かった正面に配置された最重要拠点の壕口は狭く腹這いにならないと奥に進めない状態が10メートルも続き、そこから下ったり曲がったりの長い周回路になっているということでした。
現場まで遠く危険という理由で厚労省の事務方よりは無理といわれておりましたが、何としてもお詣りしたいと強く要望し、ようやく実現できました。
折りからの強風で土が巻き上がり、目を開けることもままならない中でしたが、心を込め拝礼させていただきました。
終戦から74年間、時間の止まった南の島では、硫黄島守備隊2万2千人のうち生還出来た方は約1,000人、未だに11,450余柱のご遺体が灼熱の島の地下に眠り、まさに島全土が霊地です。
島で戦った方々が一人残らず故郷にお還りいただくまで、硫黄島の戦いは終わっていないのです。
私たち超党派国会議員で作る「硫黄島問題懇話会」は逢沢一郎会長を中心に、有志議員により硫黄島協会が行う戦没者慰霊追悼顕彰事業を支援し、長年の悲願である飛行場滑走路下のご遺骨探索など戦没者遺骨収集帰還事業を応援し、これからも全力で取り組んでまいります。
また、今回の参加者の最年長者は91歳の女性でしたが、入間基地に帰り解団式で声をかけた際には「兄の顔を覚えているのは私だけだから」と元気な笑顔を見せてくれたことが心に残りました。
全国に散らばる硫黄島の戦いの戦友・遺族関係者でつくる硫黄島協会に対しても、引き続きお手伝いをさせていただきます。
時間が経ち世代が変わっても、私たちは現在の平和が英霊の皆様の尊い犠牲の上に成り立っていることを心に刻み、決して風化させることなく次の世代に伝えていかなければなりません。
そして、二度と悲しい戦争が起きないよう、平和の誓いを持ち続けることが英霊の皆さまに報いることだと考えています。
英霊の魂が安らかならんことと共に、私たち遺族にご加護を賜るように願いを込め、愛しい島をあとにしました。
11月30日、ただいま航空自衛隊入間基地におります。本日はこれより硫黄島へ行き、天山慰霊碑にて硫黄島戦没者・慰霊追悼式を行います。
自衛隊の協力を得て、自衛隊輸送機C-130で硫黄島へ向かいます。
約2時間40分の飛行ですが、旅客機とは違い内装はなく、むき出しの機体に並行設置されたハンモック式のベンチシートに座って行くのです。
全国から参集した硫黄島協会の寺本会長始め遺族関係者及び私たち国会議員による硫黄島問題懇話会の逢沢一郎会長、篠原 豪衆議院議員合わせて55名の皆さんとご一緒します。ご遺族の中には高齢の方もおり、体の負担は軽くはありません。
74年間、時間の止まった静かな南の島で、慰霊追悼式を行い島内の地下壕を訪ね巡拝させていただきます。
かつて、大切なものを護る為に自らを捧げた英霊の皆さまに、尊崇の念を込めお詣りして参ります。
12月2日(月)、BS-TBS「報道1930」に生出演いたします。
日韓外交の諸問題の根本にある両国の歴史認識の差と、それを伝える歴史教科書の内容について、専門家と討論を行います。
ご都合よろしければ是非ご覧になってください。
【放送日時】
・12月2日(月)午後7:30~8:58<生放送>
【チャンネル】
・BS-TBS (BSデジタル6ch)
【テーマ】
「歴史教科書 韓国は日本を、どう伝えているか」
・日韓歴史教科書、分量の違い
・いわゆる慰安婦問題に関する記述
・かつて行った日韓歴史共同研究 など
【出演者】
・新藤 義孝 自由民主党政調会長代理
・木宮 正史 東京大学大学院教授
・権 容奭(クォン・ヨンソク) 一橋大学准教授
【キャスター】
・松原 耕二 キャスター編集長
・高畑百合子 TBSアナウンサー
・堤 伸輔 「フォーサイト」元編集長
※写真は、前回出演した際のものです。
11月15日(金)、BS-TBS「報道1930」に生出演いたします。
文在寅政権の「GSOMIA 破棄への本気度、日韓融和姿勢への本気度」を探る中で、日本の取るべき立ち位置や対応策について、専門家と討論を行います。
ご都合よろしければ是非ご覧になってください。
【放送日時】
・11月15日(金)午後7:30~8:58<生放送>
【チャンネル】
・BS-TBS (BSデジタル6ch)
【テーマ】
『就任期間の折り返し 文政権の“本気度”』
・GSOMIA維持を求める米の圧力に対して文在寅大統領は?
・中国の視線を無視できない文在寅政権について
・韓国首相や国会議長の訪日について
など
【出演者】
・新藤 義孝 自由民主党政調会長代理
・黒田 勝弘 産経新聞ソウル駐在客員論説委員
【キャスター】
・松原 耕二 キャスター編集長
・出水 麻衣 TBSアナウンサー
・堤 伸輔 「フォーサイト」元編集長
・パトリック・ハーラン 東京工業大学非常勤講師
11月13日(水)放送のラジオ日本の報道情報番組 『岩瀬恵子のスマートNEWS』に生出演いたします。
英語民間検定試験の延期問題、日韓関係、憲法改正など現在の国会で議論になっていることについて、岩瀬恵子キャスターの質問に答える番組です。
ご都合よろしければ是非お聴きください。
【放送日時】
・11月13日(水)新藤出演:午前7:17~8:00<生放送>
【チャンネル】
・ラジオ日本(「radiko」もしくは、ラジオ受信機で、AM1422kHzにダイヤルを合わせてお聴きください。)
【主な内容】
・英語民間検定試験の延期問題
・日韓関係の今後の行方
・北方領土問題
・北朝鮮問題
・日米貿易交渉
・憲法改正問題 など
【キャスター】
・岩瀬恵子(元フジテレビアナウンサー)
11月10日、祝賀御列の儀の佳き日に、朝のフジテレビ「日曜報道THE PRIME 」に出演し、昨日のご即位をお祝いする国民祭典についてと、令和の皇室と国民のあり方について櫻井よしこ先生と共にお話しいたしました。
国民祭典では、私は幸運にも会場最前列の左端、即ち天皇・皇后両陛下に最も近い場所に席を得て、心からのお祝いをさせていただきました。
本日のパレードも天気に恵まれ、まさに世紀の祭典となったことをお慶び申し上げます。
番組後半は、韓国国会議長の来日時の旧朝鮮半問出身労働者賠償問題についての提案の分析を行いました。
私からは、韓国議長の案は韓国国会、原告団、韓国政府いずれとも一切の協議や調整を経たものではない個人アイデア程度のものであり、実際に提案については韓国内から強い反対の声が上がっているような状況で、まともに検討のテーブルに乗せられるようなものではありません。
1965年の日韓請求権協定という、日本と韓国の根本的な国家関係を根底から覆す動きに対しては、日本として一切の妥協や調整の余地はないと考えていることを明確に説明いたしました。
11月5日、「北極のフロンティアについて考える議員連盟」を開催し、9月に出張したノルウェー領スバールバル諸島スピッツベルゲン島ニーオルスンの国立極地研究所(極地研)の新観測施設開所式典と記念ワークショップの参加報告をいたしました。
〇国立極地研究所(極地研)の新観測施設開所式典と記念ワークショップの参加報告
ニーオルスンは、北緯79度、人間が居住する北極点に最も近い島であり、ノルウェーが運営する北極研究のための国際観測村があります。
飛行機を乗り継ぎたどり着くまでに2日かかりますが、商業用の航空便で行けるのはロングイヤービンというニーオルスンから約100キロ手前の世界最北の町とされているところまでであり、最後は14人乗りの小型プロペラ機で移動しました。
滅多に見ることのできない氷河に削られた大地は、壮観の極みというものでした。
観測村での各国の研究は多岐にわたっていますが、温室効果ガス観測やブラックカーボンなどエアロゾル観測を日本の極地研が実施中です。
ニーオルスンにある宇宙の遠い天体から飛んでくる電波を観測する巨大なVLBIアンテナによって正確な地図の作成や、地球の形や地殻変動の実態把握が出来ることを興味深く聞きました。
国際観測村を運営する企業が所有する調査船に乗り基地周辺海域の状況を視察しました。海に流れ出している氷河が大きく崩壊する場面にも遭遇しましたが、改めて地球温暖化の影響により、北極の氷がすごいスピードで溶けている危機的な状況を実感しました。
ロングイヤービンの山上に設置されているEISCAT(アイスキャット)レーダーは、日本、ノルウェー、スウエーデン、フインランド、英国、中国が参加する国際共同プロジェクトで、超高層大気を観測する施設で、2つのレーダーの内一つは日本の貢献で建設されています。
さらに、スバールバル衛星ステーション(SvalSat)を視察しました。ノルウェー政府も出資する民間企業により運用されており、気象、雪氷、船舶等の各種衛星データの受信・配信サービスを行っています。
氷河によって形成されたテーブルマウンテンのような特別な場所に、100機以上の衛星受信アンテナが並ぶ様は、まるで映画のようでした。新しい宇宙ビジネスの最先端を直接調査することで、日本の宇宙政策の今後の検討に大いに参考になりました。
基地の模様や、氷河など周辺海域の調査状況を紹介する資料作成しましたので、よろしければぜひ御覧になってください。
11月3日、NHK日曜討論に出演しました。
「政策責任者に問う・重要課題への対応は」と題し、各党の政調会長とともに議論しました。
本日のテーマは、
・相次ぐ閣僚の辞任について
・英語の民間試験の導入延期について
・日米の新たな貿易協定について
・相次ぐ災害への対応は
・憲法改正論議のあり方は
それぞれについて、卒直に、問題の本質は何か、どんな影響があるのか、今後の目指すべき方向性、という観点からお話しさせていただいたつもりです。
国会の混乱については、責任を持って正常化に努めつつ、国民生活に大事な法案や国際協定の審議を進めなければなりません。
自由貿易体制の拡充は、日本の生命線です。
災害緊急支援の充実と、今後の防災対策の高度化・拡充を進めることは、本日の与野党議論でも一致を見ています。
包括的な復旧策である「生活・なりわい支援パッケージ」の検討は、政調会長の指示のもと既に自民党政調で始められており、迅速、大規模、網羅的な支援策を早急にまとめることをお話ししました。
憲法審査会については、政局から離れ国民のための議論を深めることを基本に、与野党幹事間で協議を続けており、先週取りやめとなった審査会の開催を目指すことを表明しました。
激励のメールやご連絡をいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
〇BSフジ『プライムニュース』新藤義孝 生出演のお知らせ
11月4日(月)、午後8時~BSフジ「プライムニュース」に生出演いたします。戦後最悪とされる日韓関係について、
最新の状況を踏まえ、専門・有識者お皆さんと韓国に対する外交の方向性について討論します。
ご都合よろしければ是非ご覧ください。
【放送日時】
・11月4日(月)午後8:00~9:55<生放送>
【チャンネル】
・BSフジ(BSデジタル8ch)
【テーマ】
日本に歩み寄りか・・・文政権の今を読み解く
元徴用工問題と今後の日韓関係
【出演者】
・新藤 義孝 自由民主党政調会長代理
・武藤 正敏 元駐韓国特命全権大使
・黒田 勝弘 産経新聞ソウル駐在特別記者
【キャスター】
・反町 理 フジテレビ報道局解説委員長
・竹内 友佳 フジテレビアナウンサー
○NHK『日曜討論』新藤義孝 生出演のお知らせ
11月3日(日)、与野党の政策責任者が集まり、経済・外交問題、災害対応、憲法改正の行方など、当面の政策課題について議論を行います。
ご都合よろしければ是非ご覧ください。
【放送日時】
・11月3日(日)午前9:00~10:10<生放送>
【チャンネル】
・NHK総合テレビ・ラジオ第1
*NHKオンデマンドで配信予定
【主な内容】
・閣僚をめぐる問題について
・日米の新たな貿易協定の評価について
・相次ぐ災害への対応は
・憲法改正論議のあり方は
【出演者】
・新藤義孝 自由民主党 政務調査会長代理
・逢坂誠二 立憲民主党 政務調査会長
・後藤祐一 国民民主党 政務調査会長代行
・石田祝稔 公明党 政務調査会長
・浅田均 日本維新の会 政務調査会長
・笠井亮 日本共 産党政策委員長
10月10日(木)午後7:30~BS-TBS「報道1930」に生出演いたします。
「日韓の亀裂は埋まらないのか?可能性を探る」をテーマに、日韓の最新の動きやこれからについて、有識者や専門家と討論を行います。
ご都合よろしければ是非ご覧になってください。
【放送日時】
・10月10日(木)午後7:30~8:58<生放送>
【チャンネル】
・BS-TBS (BSデジタル6ch)
【テーマ】
「日韓の亀裂は埋まらないのか?可能性を探る」【出演者】
・新藤 義孝 自由民主党政調会長代理
・藪中 三十二 元外務事務次官
・平井 久志 共同通信 客員論説委員
【キャスター】
・松原 耕二 キャスター編集長
・高畑百合子 TBSアナウンサー
・堤 伸輔 「フォーサイト」元編集長
※写真は、当日のものです。
10月7日、BSフジ「プライムニュース」に生出演いたしました。
今回は、悪化する日韓関係の今後を展望し、日本の外交姿勢の真の狙いは何か、韓国の深刻な内政闘争をどう受け止めるのか、私の想いをお話しさせていただきました。
冒頭は本日発生した、大和堆(日本のEEZ内)での水産庁の漁業取締船と北朝鮮の漁船が衝突した事故についての対処についての議論を皮切りに、先日の北朝鮮SLBM (潜水艦発射弾道ミサイル)発射とその後に開催された米朝協議、韓国のチョ法相疑惑の動き、法相支持派と反対派の動き、文在寅政権支持率の低下、韓国の対日政策についての分析などの議論を続け、戦後最悪と言われる日韓関係に改善の方策はあるのか、そのために日本が取るべき姿勢について、専門家、韓国人学者の皆さんに私から問題提起を行い、本質的な議論を行うことができたと思います。
見逃した方には、25時まではライブ配信が録画でご覧になれます。ハイライトムービーと併せて、ぜひご覧ください。
〇プライムニュースライブ配信
〇BSフジLIVE プライムニュース ホームページ
10月6日、旧国立競技場に設置されていた1964年東京大会の聖火台が川口市に里帰りし、JR川口駅東口キュポラ広場にて、橋本聖子五輪担当大臣等のご参加を得て立派な点火式が行われました。
この聖火台は私の地元である川口市で製作されたものであり、5年前に旧国立競技場の解体に伴い取り外され、宮城県石巻市に貸し出され、岩手県、福島県を経て川口に帰ってきたものです。
実は5年前の7月、私は旧国立から取り外される直前にこの聖火台を訪ね、川口市民を代表して、大きな役目を果たした聖火台をさすり、感謝を込めご挨拶させていただいております。
この聖火台の川口への里帰りは、その5年前に政府と交わした約束であり、待ちに待った聖火台の里帰りが実現したことを心から喜んでおります。
「魂の聖火台」と呼ばれるこの聖火台は、川口の鋳物師鈴木萬之助・文吾親子が1958年の第3回アジア競技会用に注文を受け製作されたものでした。
最初に製作された1号台は「湯入れ」で鋳型が爆発し隙間から鋳鉄が流れ出て失敗。父萬之助は失意の余り倒れ8日後に息を引き取ってしまいます。納期まで1ヶ月、三男の文吾がその後不眠不休で製作に没頭し、2号台をアジア大会にギリギリ間に合せます。
当時の河野一郎五輪担当相がこの話を聞き、「そのような魂のこもったものこそ五輪大会にふさわしいのではないか。」となり、川口鋳物製の聖火台が東京五輪に採用されることになったのです。
そして東京五輪大会以降、旧国立競技場のシンボルとして数々のドラマを見守ってきた聖火台は、2015年7月、旧国立競技場の解体に伴い撤去されることになります。
ところが取り外した聖火台のその後の取り扱いについては、何も決まっていませんでした。
そのことを知った私は、聖火台の地元選出議員としてオリンピック組織委員会の森 喜朗会長、閣僚・関係機関を回り、この聖火台の由来を説明し、保存に向けた要請活動を開始したのです。
地元の奥ノ木川口市長や商工会議所、鋳物組合などと連携し地道な活動を約2年間続けた結果、2017年11月14日の2020東京五輪関係閣僚会議において、1964年東京大会の聖火台は新国立競技場の東側正面広場に設置の上、永久保存されることが決定されました。
続いて2017年11月27日、私は衆議院予算委員会の質問に立ち、安倍総理に対し「オリンピックレガシーとして保存が決定した旧国立聖火台については展示物に終わらせず、2020オリンピック・パラリンピック大会終了後に、平和と繁栄を願う日本国民の「希望の灯火」として折々に活用してはどうか?」と提案しております。
総理からは「政府内でよく検討させる」との前向きの方向性が示され、オリ・パラ大会終了後を見据え、私も折衝を重ねています。
オリンピック・パラリンピックは、スポーツを通じ世界の人々がつながる世紀の祭典です。自国の選手を応援するとともに、他国の選手の健闘を称え、やがては国を超えて目の前のドラマに感動し酔いしれる場です。大前提は開催国に平和と繁栄がなければ開催できないことです。
私は、日本が1964年と2020年の2度の大会を通じて、時空を超え人々の心がひとつになれた象徴として、聖火台に灯った火の精神を顕彰し遺してはどうか?と提案しているのです。
この「魂の聖火台」は、来年3月まで川口駅前広場に設置されます。川口鋳物組合の協力を得て、最後にメンテナンス調整が行われ、磨きをかけられて新国立の終の住処に移ります。
ご都合よろしければ是非川口においでいただき、「魂の聖火台」にご挨拶をちょうだいできれば幸です。
憲法審査会の海外調査、最後となる4ヶ国目はエストニアです。
ロシアと国境を接し、人口約132万人(青森県と同じ)、面積は九州とほぼ同じながら、バルト三国のトップランナーとして旧ソ連から完全な欧州の一員への移行を目指し、2004年NATO,EU 加盟、他の二国に先行して2010年にOECD 加盟、2011年にユーロ導入(旧ソ連圏初)を成し遂げました。
経済自由度ランキング欧州3位、世界第7位を誇り、IT ・サイバー防衛の先進国であり、「e-エストニア」と呼ばれるデジタル先端国家を形成しています。
一方で、ロシアとの苦闘の歴史を持ち、ロシアとの国境画定は未だに国会手続きが停止中であり、ロシアへのエネルギー依存度を順次減らしています。
対露警戒心が強く、ウクライナ危機を受けたEUの対露経済制裁継続を主張しています。
エストニア共和国憲法は1992年に制定され、全168条で構成されています。
特徴としては、第一次世界大戦後に一度独立を果たすものの、再びソ連に占領されるという経緯を踏まえ、民族的帰属意識を保持する権利やエストニア語を公用語とする規定など民族に関する規定が多いことです。
こうしたソ連占領前からの国民の継続性を重視する政策を取り、1938年憲法下でエストニア国民であった人とその子孫のみが「国民」とされ、1992年に実施された国民投票の投票権もその範囲に限られました。つまり、ソ連占領時代に移住してきた人は居住権はあっても未だ国民とみなされず、国政選挙と国民投票の投票権は与えられていないということでした。(地方議会選挙は全住民が投票可能、)
また、リトアニアでは絶対に必要と言われた憲法裁判所を設置せず、最高裁判所の一部門である憲法審査部が法律その他の合憲性を審査しています。
①戦前のエストニアでも上訴を受け付ける裁判所が憲法の違憲審査を担っていたという歴史的背景。
②憲法裁判所が議会を規制する機関になることが危惧されているという政治的背景。
という興味深い指摘がなされています。
憲法改正は5回行われていますが、EU加盟やエストニア語の保護を前文に明記することなど、安定国家を建設する途上の意味合いが強いものとなっています。
私たちは、まずは連立与党を形成する3政党の代表議員と面談したのち、法務省において公法担当課長など意見交換とを行い、最近改正された地方議会選挙での選挙権が18歳から16歳にさげられたこと、インターネット投票導入後の課題、国民投票を実施する際の有料広告規制のあり方などについて意見交換を行いました。
私からエストニアにおける憲法改正の必要性についての考え方を質問したところ、憲法には明確性が必要であり、時代の変化や必要に応じ憲法改正を行うのは必然と考える、との明確な答えがありました。
その後は、教育科学省電子サービス局次長や、経済省国家サイバーセキュリティー政策課長などと、e -エストニア政策における教育のスマート化、ICT教育戦略についての現状、エストニアが世界に誇るeIDカードシステムとセキュリティ政策について、極めて興味深い意見交換を行いました。
〇『プライムニュース』(BSフジ)新藤義孝 生出演のお知らせ
10月7日(月)「韓国デモ過熱×ミサイル発射と米朝協議、半島情勢の今後と日本の対応」をテーマに、「反日」から「検察改革」へ変化している韓国国民の今や北朝鮮のミサイル発射と米朝協議などについて、専門家らと討論を行います。
ご都合よろしければ是非ご覧ください。
【放送日時】
・10月7日(月)午後8:00~9:55<生放送>
【チャンネル】
・BSフジ(BSデジタル8ch)
【テーマ】
韓国デモ過熱×ミサイル発射と米朝協議
半島情勢の今後と日本の対応
【出演者】
・新藤義孝 自由民主党政調会長代理
・武藤正敏 元駐韓国特命全権大使
・権容奭(クォン・ヨンソク)一橋大学准教授
・平井久志 ジャーナリスト
【キャスター】
反町 理 フジテレビ報道局解説委員長
竹内 友佳 フジテレビアナウンサー
憲法審査会の海外調査、3ヶ国目のリトアニアでは、国会議長やリトアニア・日本友好議連所属議員、憲法裁判所長官、中央選挙管理委員会委員長、法務省副大臣などと相次いで面談し意見交換しました。
一連の中で、バルト3国と日本との経済交流拡大、イノベーション技術導入への期待、日・EU EPA 締結への祝意、日本からの観光客が10年前の7000人から28,000人に増えていること、来年2020年の杉原千畝80周年イベントの成功など、日本との関係をさらに深めたいとの強い期待が示されました。
また、憲法改正は10回、国民投票を必要とする条項とそれ以外のものに分かれており、EU加盟など大きな項目についての改正を行ってきたとのこと。
一方で、憲法改正以外の国民投票の大半は可決、成立しておらず、国民への情報提供・説明方法などを検討しているとのことでした。
国民投票の際の広告規制については上限額を設定しているが、 さらに詳細を決めるほど広告が出されないためさらなる検討は行っていないとのこと。
憲法裁判所は、法律等の合憲性の審査、大統領令及び政令の合憲、合法性の審査を行っている。ヨーロッパでは設置が一般的だが、国によっては、政治とつながって恣意的な判断を行う悪例も見られることもある。リトアニアでは必要不可欠と考えている。とのことでした。
私からは、
・憲法の安定性を高めることが国家の安定につながること。
・憲法審査の客観性を担保するための工夫。
・議会制民主主義による間接民主制と国民投票による直接民主制とのバランスについて。
・否決された国民投票テーマのその後の取り扱い、最低投票率の設定など、制度に関する今後の検討について。
・緊急事態条項の必然性、発動する際の留意事項。
などについて質問しました。
いずれの場面でも率直かつ大変有意義な意見交換が出来たと喜んでおります。
9月29日、ただ今帰国いたしました。
憲法審査会の海外調査、3カ国目はリトアニアです。
ウクライナのキエフから首都のビリニュスまでは1時間20分ほどのフライトで到着。
人口279万人(広島県と同程度)、面積は北海道より一回り小さく、エストニア、ラトビアと共にバルト三国と呼ばれる、旧ソ連から独立し民主化を進めている国です。
リトアニアの歴史は、ロシアとドイツとの間で翻弄される苦闘の歴史です。
13世紀にはリトアニア大公国が勢力を拡大し、現在のベラルーシ、ウクライナ、ポーランド、及びロシアに至るバルト海から黒海までの広大な領土を支配するヨーロッパ最大の国であったこともあります。
しかしその後は、ポーランド、ロシア、プロイセン(後のドイツ)の支配を受け、第一次世界大戦後、一時的にロシアとドイツの影響力が弱まった1918年には独立を宣言します。
ところが第二次世界大戦期に、まずロシア(ソ連)の侵攻を受け、その撤退後のナチスドイツの侵攻とその支配下での圧政と、ユダヤ人大虐殺(約20万人)という悲劇に見舞われます。
この時に活躍したのが「杉原 千畝ちうね」在カナウス(リトアニア第二の都市)領事館副領事(1939年7月〜1940年8月)です。
ナチス・ドイツが迫害したユダヤ人に対し、本国の支持に反して2100枚もの日本通過ビザを発給し、約6000人の命を救った「正義の人」として、今でもリトアニア人、ユダヤ人から絶大な感謝と尊敬を受けています。
そしてドイツ敗退後は再度ソ連の侵攻とそれに対する抵抗(ソ連に対する武装レジスタンスが激化。ソ連の徹底的な弾圧により成人リトアニア男性の1/2にあたる45万6000人もの人々がシベリアへ追放。約2万6500人がリトアニア国内で殺害。)という悲惨な歴史を経験し、ソ連邦の一部を構成する共和国となります。
リトアニアが再び独立を宣言したのはソ連の崩壊直前の1990年3月、ソ連邦の共和国の中で最初の独立国となりました。そして1991年8月のソ連共産党・政府保守派のクーデター失敗後、リトアニアはソ連邦から完全な独立を果たし、ついに50年に及ぶ苦しい支配から自由を獲得します。
その後はヨーロッパ諸国との結びつきを強め、2004にEU 及びNATO に加盟しました。
リトアニア憲法は「欧州に生きる」強い政治意志を示し、こうした民族の自立と自由を求める苦闘の中で「民主国家」建設の基礎となっているのです。
1992年の憲法改正以来、10回の憲法改正が行われていますが、まさに「憲法の安定性の向上を以って、国家の安定につなげる」努力と言えます。
リトアニア滞在中に会談した国会議長や憲法裁判所長官、中央選挙管理委員会委員長等との意見交換において、私からは、リトアニアが自由と民主主義、人権、法の下での平等という普遍的価値を持った国を建設する努力に敬意を表し、日本の国会としてもしっかりと支援していきたい旨を申し上げました。
また、隣国ウクライナでのロシアのクリミア併合など、一国の領土の一体性を破壊する力による現状変更は絶対に認められず、日本としてもこれに対抗する国際社会への主張と貢献を続けていくことを表明しました。
ウクライナが崩れれば、次はバルト三国に影響が及ぶことは歴史が証明しています。
面談した国会議員の中には、母親がユダヤ人で、ナチスドイツ時代に国外脱出ビザの発給が受けられず、ビリニュスのユダヤ人ゲットーに強制収用され、九死に一生を得た方の息子さんがおられました。
ソ連のKGBによるリトアニア人迫害施設跡の博物館(拷問や拘束、処刑など見るに堪えない残虐なものでした)や、1989年8月のソ連によるバルト併合の違法性を抗議して、ビリニュスからタリンまでの600キロを200万人が手をつなぐ「人間の鎖」が開始された広場や、国会の隣に今も保存されているソ連の侵攻に抵抗するための巨大なコンクリート壁のバリケードなどを確認しました。
自由な民主国家を建設し維持するためにどれだけの努力が必要なのか、リトアニアの生々しい足跡の一端を垣間見る中で、政治に携わる者として「自由と平和の大切さ」を強く再認識した次第です。
ウクライナに続いてリトアニアを訪問し、改めてこれらの国々からの期待に応える日本の戦略的外交展開の必要性を実感しました。
憲法審査会の海外調査、ウクライナ訪問の最後は、大統領直属の戦略問題研究所を訪ねました。
この機関は、大統領が作成する政策の研究、情報分析、中央、地方行政への助言、新法律や国家戦略プログラムの作成にあたる情報機関です。
憲法改正及び執行プロセスにも強く関わっていると見られ、ウクライナ憲法の建てつけや手続きなど専門的な解説とともに状況説明を受けました。
私からは、ロシアとのクリミア問題とドンパス地方問題への今後の対処について質問し、担当官より可能な限りの丁寧な対処方針を聞くことが出来ました。
この研究所は大統領に対して定期的にレポートをあげており、外交・安全保障問題を含め内政・外政に極めて重要な役割を果たしていると推察されます。
改めてロシアに対するウクライナの姿勢を支持すると共に、日本としても国際社会に向けたウクライナへの支援活動を継続していく考えであることを伝えました。
憲法審査会の海外調査、2カ国目のウクライナでは就任したばかりの35歳のホンチャルク新首相、日本の国会にあたる最高会議のラズムコフ議長とウクライナ・日本友好議員連盟の皆さんと意見交換を行いました。
両者より、日本のこれまでのウクライナに対する支援に感謝と、引き続き二国間の連携を強化していきたいとの表明がありました。
特に外交委員長より、本年8月よりの第9会期を迎えた国会でこれほど大きな外交団を迎えたには初めてのこと、と大変な歓迎をいただきました。
ロシアと厳しく対峙しているウクライナにとって、領土問題や国際経済制裁に対する日本の姿勢は大きな支えとなっている、ウクライナ国会内での日本に対する政策は、与・野党の枠を超えて合意しているとのことでした。
私からは、1991年ロシアよりの独立を果たして以来の民主主義国家建設に対するウクライナの努力に敬意を表するとともに、人権、自由と民主主義、法の元での平等という普遍的価値観を共有できる国としてウクライナを日本の国会としても支援していきたいと申し上げました。
ロシアとのクリミア・ドンパス地方問題に直面しているウクライナからは、日本とロシアの北方領土問題についても高い関心が示されました。
私からは、国民の意思の統合、領土の保全、主権の確立は国家の成立基本要素であり、日本としては、いかなる国の力による国境線の現状変更は認められず、国際社会の秩序変更への試みには断固として対処すべきと考えており、ウクライナを支援する考えであることを伝えました。
国会の対日友好議員連盟は、私たちの訪問に合わせて急遽先週結成されたものであり、ウクライナ国会としては3番目の議連だそうです。
夕方には、日本大使公邸においてレセプションが開催され、大勢のウクライナ議員にお出でいただき、交流の花が咲きました。
また、昼間の国会議事堂を視察している最中に、国会見学に訪れたウクライナの小学六年生たちと行会い、声をかけたところ「日本人と写真を撮りたい」と言われ、楽しいひと時となりました。
ウクライナの子どもたちの記憶に残り、日本への興味が湧いてくれればこんな嬉しいことはありません。