3月27日、「小笠原を応援する会」を開催しました。
11年前の創設以来会長を務められた二階俊博先生が勇退され、同じく設立発起人であった私が新会長に就任しました。
小笠原諸島は、東京から南約1,000kmの太平洋上に散在する多くの島々の総称で、小笠原群島(聟島、父島、母島列島)、火山列島(硫黄列島)、三つの孤立島(西之島、南鳥島、沖ノ鳥島)から成っています。
これらの島々の存在により、日本の排他的経済水域(EEZ)の1/3という広大な海域が確保されていて、海上交通の安全確保、海洋資源の開発・利用など国の安全•経済の上で重要な役割を担っています。
私たちは、小笠原の振興、住民の生活環境充実を図るとともに、世界自然遺産や国立公園の保全管理など、さまざまな政策課題の推進に取り組んでまいります。
特に、長年の悲願である小笠原航空路の開設に向け具体的な検討を進めていきたいと考えています。
総会には、国会議員メンバー、関係省庁に加え、東京都議会の関係議員、小笠原村の渋谷村長、池田議長も参加いただき、有意義な意見交換が行われました。
関係資料を是非ご覧になってください。
〇小笠原諸島振興開発施策の推進(国交省)
〇令和7年度小笠原諸島振興関係予算について(環境省)
◇3月26日、私が会長を務める「国土情報基盤整備促進議員連盟」総会を開催しました。
この議連は、日本の新たな経済成長と国民の安心安全を守るため、様々な社会活動の基盤となる国土情報基盤の整備を横断的、包括的に進めることを目的に、私が発起人代表となって昨年設立いたしました。
自動運転、スマート農業、ドローン物流、国土強靭化、防災DXなど、新しいデジタル技術を社会実装し、日本経済の新たな起爆剤とすることがDX(デジタル トランスフォーメーション)社会の鍵を握ります。
しかし、こうしたDXプロジェクトを実際に動かしコントロールするためには、位置と高さと時間による高精度測位情報データとそれを受ける3次元地図や電子基準点の整備が必須となります。この情報基盤整備議連は、この最も根幹にある国土全域の地理空間情報を最新かつタイムリーに活用するための政策を横断かつ強力に推進するための研究を行うべく結成されたものです。
私が進めております「自民党G空間社会実装委員会」や、「情報通信成長戦略検討特命チーム」、「測量議連」などと連携をとりながら、政府が進める各種政策に横串を刺し、各省事業の連携強化による相乗効果をもたらせるよう、政策や予算編成に実務的提言を行なってまいります。
関係資料を是非ご覧になってください。
〇国土強靭化における国土情報基盤整備の促進に関する決議
〇- 国土強靱化等の最近の取組 ー(国土地理院)
〇航空レーザ測量による地形データの全国整備と高精度化・定期的な更新について(日本測量調査技術協会)