このイベントの4年前の立ち上げには私もお手伝いさせていただき、全額を国の地方創生交付金を充て、2回目も全額、3回目は2分の1補助、そして本年は全額が市の経費で賄いながら継続するという理想的な運営ができていることを嬉しく思い、高く評価しています。
国の補助に頼り、その予算が切れれば終わりではなく、まずは国の支援で始め、それを膨らませ出展者や来場者が増え規模が拡大する事で持続可能な行事となり、それにより地域経済に大きな影響を与えることができます。
今年は産品フェアに合わせて、全国中小企業都市サミットも同時開催され、会長市である川口市の他に大田区や東大阪市など中小企業の街として名を馳せる都市の市長や区長さんが会場にお出でいただきました。
また、経産省・中小企業企業庁長官がサミットの会議にわざわざ川口市まで来てくれ、会議で取りまとめた国への要望をその場で受け取ってくれました。
中企庁長官が公務で川口を訪問したのは今回が初めてであり、国が地方との関係強化にいかに力を入れているかの証と言えます。
私は総務大臣として、「地域の元気の塊を、国の元気に!」をミッションに掲げ、地域活性化、地方分権推進、農商工連携、商店街高度化など各種政策と地方自治を相互連携させて組み上がったのが今の地方創生です。
政策を立案し、予算を作り、それを地域で実践するという政策の好循環を創れるようこれからも活動してまいります。
会場内の皆さんとの束の間の楽しい交流で、すっかり元気をもらいました。