10月11日、自民党領土に関する特命委員会を緊急開催しました。
昨日10日の韓国内の報道で、韓国の国会教育委員会の国会議員10数名が竹島上陸を計画していることが明らかになりました
10月初旬には、尖閣諸島先の我が国EEZ内に中国が海上ブイを設置したことが明らかになり、その直後には中国海洋調査船がまたまた違法な海洋調査を我が国のEEZ 内で実施しています。
◎わが国のEEZにおける中国による海上ブイ設置及び調査船航行について (海上保安庁)
また、昨10日の朝まで中国海警局の船4隻が、尖閣諸島の沖合で日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しておりました。
さらに中国の東シナ海ガス田開発は、新たな探査リグが設置されていることが明らかになっています。
現在は米朝首脳会談等を契機に、朝鮮半島の非核化と安定に向けた日・米・韓が連携を強めなければならない大切な時期であり、安倍総理の訪中など日中の外交関係改善に向けた動きがある中ですが、このような動きの裏側で、中国、韓国が我が国が受け入れられない挑発を強めていることを見逃してはなりません。
北方領土でのロシア軍の演習計画も同様です。
本日の委員会には多くの議員が出席し、一連の動きに対する外務省や海保の対処報告を受け、活発な議論が行われました。
その上で私は委員長として、政府に対し中国、韓国、ロシアによる我が国の領土・主権に対する挑発行為の阻止及び中止を求める決議を採択し、安倍総理、菅官房長官、河野外務大臣、宮腰領土担当大臣に申し入れを行うこととしました。
◎わが国の領土・主権に対する挑発行為の阻止及び中止を求める決議
また、こうした由々しき事態を国民にさらに情報提供できるよう、SNS を活用した広報の充実を行うよう強く申し入れました。
本日の決議及び関係資料をぜひご覧ください。