【動画と資料】史上初の消防団ドラマ「HEAT」放送開始!来夏に向けた映画制作決定!「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」のシンボルマーク決定!(2015年7月7日)

本日7月7日9時より、消防団をテーマとした史上初のドラマ「HEAT」の放送が始まります。毎週火曜夜10時~放送(※初回夜は9時~2時間スペシャルです)。
消防職員が全国で16万人いるのに対して、地域の消防団員は約87万人。消防団の数は約2300団ありますが、年々団員数が減少しているのが現実です。

私は総務大臣当時、何としも消防団員の減少を食い止めたいと様々な施策を講じました。
女性の消防団員加入の促進に加え、会社員の方が入りやすいように勤務地で消防団に入れるようにしたり、企業側に団員の活動に理解を求めるための要請を行いました。
地方公務員に入団を募るため、全国の首長一人一人に直接手紙を出したり、郵便局の職員の皆さんの入会をお願いするため日本郵政に強力な働きかけをいたしました。
おかげさまで消防団員の減少傾向は年約1000人単位で緩和されており、この傾向が続けばあと数年で減少が止まるのではと大いに期待しています。

消防団は地域における消防・防災のリーダーであり、住民の安心と安全を守る重要な役割を担っています。
このドラマをきっかけに消防団を応援する一大ムーブメントが起きることを期待しています。
またドラマに引き続き、来夏公開予定の映画では、テレビドラマ後の設定で消防庁の「エネルギー・産業基盤災害即応部隊」通称「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の活躍が描かれます。

ドラゴンハイパー・コマンドユニットは、東日本大震災での教訓を踏まえ、石油コンビナート・化学プラント等のエネルギー・産業 基盤の被災に備え、特殊災害の対応に特化した部隊であり、平成26年度は千葉県市原市・三重県四日市市に配備しました。平成30年度末までに全国12地域に部隊を配備する予定です。
この「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」という名前は、私が総務大臣の時にこの部隊のことを広く国民に知ってもらえるよう江戸時代に使われたポンプ式の消火道具、竜吐水(りゅうどすい)にちなみ、英語のドラゴンを冠したカタカナの名前を考えたことが始まりで、当時ネットで話題になりました。

過日私は、史上初の消防団ドラマ「HEAT」放送・来夏に向けた映画制作の決定、そして「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」のシンボルマークの決定を受け、角川会長や関西テレビ社長など関係者を消防庁長官にお引き合わせしました。
今回の企画は、総務省消防庁が全面協力することになっています。

関連の資料を私のホームページに掲載しましたので、よろしければ是非ご覧ください。



<概要>
ドラゴンハイパー・コマンドユニット(エネルギー・産業基盤災害即応部隊)



<史上初の消防団ドラマ「HEAT」>
「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の小説・テレビドラマ化について(経緯)
「HEAT」番組ホームページ



<消防庁 報道発表資料>
「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の車両公開(四日市市)について(2015年04月22日)
「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の車両公開(市原市)及びシンボルマークの決定について(2015年06月10日)


「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」のシンボルマーク(1)
シンボルマーク

「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」のシンボルマーク(2)(金眼バージョン)
シンボルマーク_金眼

ヘルメットを装着 
ヘルメット

市原市ドラゴンハイパー・コマンドユニット
市原市_ドラゴンハイパー・コマンドユニット

大型放水砲車
大型放水砲車

大型放水砲車 放水の様子
大型放水砲車_放水

大容量送水ポンプ車
大容量送水ポンプ車