2002.10.28 サヴリディーノヴァ・グラフゾ・タジキスタン下院副議長一行が表敬訪問

中央アジアのタジキスタンからグラフゾ下院副議長以下、上院議員2名、下院議員3名、議会スタッフ5名が国際協力事業団(JICA)の研修事業である国会運営セミナーに参加するために訪日、研修初日に新藤政務官を表敬訪問した。グラフゾ副議長らは、タジキスタンによるテロで亡くなった故秋野豊国連タジキスタン監視団政務官の遺志を継ぎ、タジキスタンの和平と民主化を日本が支援する一環として行われている本件研修事業に対し感謝の意を表明するとともに、日本とタジキスタンの関係強化への期待を表明した。新藤政務官は、日本の民主主義の制度の面はもちろんであるが、その基盤となっている歴史や精神面も良く理解して欲しい、また、昨年の米国でのテロ事件により、タジキスタンをはじめとする中央アジアの安定が世界の平和と安定のために重要であることを改めて認識しており、タジキスタンとの関係強化に留意していきたいと述べた。