7月10日に開催された政務官会議では、竹中平蔵経済財政政策担当大臣を迎え、「骨太の
方針」(今後の経済財政運営及び経済社会構造改革に関する基本方針)を踏まえて、日本の
経済・財政の在り方についての議論を行った。会議は、まず竹中大臣から「骨太の方針」につ
いて説明が行われたのち、意見交換へと移った。
各府省の政務官から質問がなされる中、新藤政務官からは、①交付税改革に当たっては、国
・地方の在り方を見据えた上での抜本的な検討が必要、②IT革命を推進するに当たっては、
国と地方を通じたネットワーク構築の重要、③税制改革に当たっては、公平性の視点だけでは
なく戦略性の視点が重視されるべき、との意見が述べられ、竹中大臣からも示唆に富む意見 であると好意をもって受け止められた。