わが街の地場産業のもう一つの柱は植木。江戸時代よりはじまった植木産業は、神根・戸塚・安行・新郷に広がり、日本の庭園文化と技術に貢献した。世界の
ガーデニング博では『安行の植木』はひとつのブランドだが、国家ではあまり知られていなかった。今まで、市の主催する『花の文化展』に大臣賞をという要請
はあったが「市町村単位の行事には出せない」というのが農水省の返答だった。
そこで、新藤議員は農水大臣に『安行の植木の伝統と文化の価値』を直訴。平成10年には農林水産大臣賞、翌11年には内閣総理大臣賞の授与を獲得。さらに10年7月2日には島村農林水産大臣を川口に招き植木産業と都市型近郊農業の重要性を、国家に大きくアピールした。