6月11日、今後の日本経済の成長戦略に重要な意味を持つ、「新たな資本主義を創る議員連盟」と「未来社会を創出する、バッテリー等の基盤産業振興議員連盟」の発起人となり、設立総会を開催しました。(2021年06月11日)

 

6月11日、昼の憲法審査会の与党幹事懇談会をはさみ、午後からは今後の日本経済の成長戦略に重要な意味を持つ、2つの議員連盟の立ち上げを相次いで行いました。


1「新たな資本主義を創る議員連盟」
岸田文雄発起人代表のもと、安倍晋三前総理、麻生太郎副総理、甘利 明税調会長と共に私も設立発起人となり、設立総会を開催しました。
設立趣旨

この議連では、「人的」資本を大切にし、企業利益の適切な分配を通して、すべての人が成長を実感できる新たな資本主義の構築を目指しています。
設立総会には、シブサワ・アンド・カンパニー(株)代表取締役でコモンズ投信(株)取締役会長の 渋澤 健 氏を講師にお迎えし、「渋沢栄一に学ぶ未来を拓く資本主義」と題して講演をいただきました。


2「未来社会を創出する、バッテリー等の基盤産業振興議員連盟」
甘利 明会長、安倍晋三顧問と共に、私も設立発起人となり設立総会を開催しました。


設立趣意書

この議連では、人工知能(AI)や電気自動車(EV)など新たな成長産業の根幹を支えるバッテリー(蓄電池)を重要な戦略分野と位置づけ、安定的な原材料の調達・電池素材の供給から資源再利用までを対象とする政府の総合戦略の立案とその強力な推進を求めています。


設立総会には、2019年にノーベル化学賞を受賞された産総研ゼロエミッション国際共同研究センター長で旭化成(株)名誉フェローの吉野 彰 先生をお迎えし、「未来社会を創出する、バッテリー等の基盤産業振興に関しての提言」と題して、次世代モビリティ社会に向けて日本が先行するための施策を提言いただきました。
講演後にはバッテリ産業の振興に向けた緊急決議を採択し、政府に申し入れを行うこととしました。

蓄電池産業の振興による経済強靭化に向けた緊急決議