7月27日、沖ノ鳥島の排他的経済水域で違法な調査を繰り返していた中国海洋調査船が再び同水域内で漂泊と航行を繰り返しています。(2020年07月27日)

 

7月27日、沖ノ鳥島の排他的経済水域(EEZ)で違法な調査を繰り返していた中国の海洋調査船「大洋号」が、再び同水域内で漂泊と航行を繰り返しています。
この中国船は、7月9日から18日まで観測機器とみられるものを海中に投入するなど、我が国の事前同意を得ない国際ルールを無視した調査を繰り返し、海保巡視船が再三にわたり中止要求を行ったいわく付きの船です。
7月24日より我が国EEZに入域し、既に4日目になっています。
今、日本の海で起きている事実を一人でも多くの国民にお知らせしたく、海保広報を公開します。ご協力をよろしくお願いします。

◎中国海洋調査船「大洋号」の視認について(第13報)

中国海洋調査船「大洋号」は、昨日午後2 時以降、 漂泊 と 航行 を繰り返し、本日午後 2 時現在、沖ノ鳥島の南南西 約 280 キロメートルの我が国排他的経済水域 内 において西向け航行中 であり、引き続き、当 庁巡視船が監視警戒を行っています。

令和2年7月26日
午後4時00分発表
第三管区海上保安本部

 

◎中国海洋調査船「大洋号」の視認について(第12報)

中国海洋調査船「大洋号」は、昨日午後2 時以降、 漂泊 と 航行 を繰り返し、本日午後 2 時現在、沖ノ鳥島の南約 270 キロメートルの我が国排他的経済水域 内 において漂泊中であり、引き続き、当庁巡視船が 監視警戒を行っています。

令和2年7月25日
午後4時30分発表
第三管区海上保安本部

◎中国海洋調査船「大洋号」の視認について(第11報)

1 本日、午前 9 時 20 分頃、当庁巡視船が沖ノ鳥島の南南西約 370 キロメートル の我が国排他的経済水域内を 北向け 航行中の 中国海洋調査船「大洋号」を確認しました。

2 午後 2 時現在、 同調査船 は沖ノ鳥島の 南南西 約 320 キロメートルの我が国排他的経済水域内 を 北 向け航行中であり、当庁巡視船が監視警戒を行っています。

令和2年7月24日
午後5時10分発表
第三管区海上保安本部

※写真は #第三管区海上保安本部 提供

#海上保安庁 #JCG