5月17日(日)自民党「香川政経塾」にて、11時15分から約70分間、「国家の覚悟が問われる領土・主権問題」と題して講演しました。
その模様を動画にまとめましたので、よろしければご覧ください。
領土・主権問題は国家存立の基本となるものであり、これをないがしろにする国は他国から真に信頼されず、発展はありません。尖閣諸島、竹島、北方領土について、歴史的経緯と国際法上の位置付けを説明し、今後日本が取るべき方向と行動についてお話しをしました。
また、領土は国境を形成し、我が国の排他的経済水域(EEZ)の基点となります。世界第6位の広大な水域内の海洋資源を開発し、日本が資源大国となるかどうかのカギをにぎっています。
さらに、日本国憲法には国と国民を守ることが規定されておらず、主権の存する領土・領海・領空、資源を保全する規定がないことを指摘しました。こうした国の根幹をなす問題に取り組むことは、政治の第一優先事項であり、国民政党・自民党の責任と覚悟が必要であると申し上げました。その上で戦後70年を迎えた今を生きる私たちの責任ではないか、とも訴えました。
講演の後は四つに分かれてグループ討議が行われ、それに対する質疑応答を含め、2時間を超える充実した講座となりました。香川政経塾第一期生の皆さんには、とても真剣かつ熱心に聞いていただき、これに勝る喜びはありません。
当日使用した私の資料を掲載いたします。また講演の模様を動画におさめましたので、後日ご報告いたします。
配付資料:「国家の覚悟が問われる領土・主権問題」
○私が領土・主権問題に取り組む理由
○尖閣諸島、歴史経緯、中国の活動、尖閣諸島洋上視察
○竹島問題、韓国入国拒否、竹島の歴史(李氏朝鮮時代・江戸時代)、韓国地理教科書、サンフランシスコ平和条約
○竹島における韓国側の動き(2011年~2015年)
○北方領土問題
○海は資源の宝庫☆海洋資源大国への道
○日本国憲法の問題点と自民党2012新憲法草案