9月3日、総務大臣退任後の記者会見の模様です。幹事社より「大臣就任から約1年9ヶ月の在任期間を振り返っての感想を伺いたい。」との質問に答え、総務大臣として特に新しく取り組んだことについて話をしました。その後、新総務大臣や地方創生担当大臣への期待を述べるとともに、日本郵政の社長人事を振り返り、当時の事情について答えました。
総務大臣として新たに取り組んだ事項をまとめてみましたので、ぜひご覧になって下さい。
☆☆☆☆☆☆☆ 総務大臣在任中の新たな取組み ☆☆☆☆☆☆☆
【総務省のあり方・ガバナンスの変革】
◆総務省ミッションの策定 ―「総務省ミッションとアプローチ2014・2015」―
◆総務省キャッチフレーズの更新 ―「くらしの中に総務省」―
◆総務省ホームページの刷新・広報への動画活用
【地域活性化への注力】
◆「地域の元気創造プラン」の策定・推進
・ 産・学・金・官地域ラウンドテーブルの全国設置
・ 地域経済イノベーションサイクルの全国展開、「ローカル10,000プロジェクト」
◆地域おこし協力隊の充実 ―3年後に隊員数3000名を目指すー
◆頑張る地域に対する激励訪問 ―総務大臣として18団体に初訪問―
◆過疎集落等自立再生対策事業の創設
◆地域活性化プラットフォームの構築【地域活性化担当大臣】
◆「国家戦略特区」制度を創設【地域活性化担当大臣】
【地方分権は新たなステージへ】
◆地方分権推進のための体制整備 ―推進本部と有識者会議― 【地方分権担当大臣】
◆「総括と展望」とりまとめ、「提案募集方式」の導入【地方分権担当大臣】
【公務員の給与特例減額】
◆国家公務員給与減額支給措置の終了
◆地方公務員給与減額の要請と終了、「地域の元気創造事業費」の創設
【地方税財政の新たな展開】
◆ICTを活用した地方公会計の整備、公共施設等総合管理計画の策定促進
◆地方法人課税の偏在是正、外形標準課税の拡充
【ICT戦略の積極推進】
◆「スマート・ジャパンICT戦略」「グローバルコミュニケーション計画」策定
◆ICT国際競争力強化及び国際展開の推進
◆ICT海外展開に向けたトップセールスと未訪問国への訪問
◆イノベーション創出を目指す「異能vation」プログラムの創設
◆競争政策の在り方についての見直し ―「2020-ICT基盤政策特別部会-
新時代の放送政策
◆「4K・8Kロードマップ」の策定・前倒し
◆民放の経営基盤強化等のための制度の見直し
◆NHKの海外情報発信の在り方に関する検討会の設置
◆放送コンテンツの海外展開の促進
【郵政行政の展開】
◆郵便インフラシステムの海外展開
◆かんぽ生命保険の改定学資保険の認可に係る条件の承認
【行政の電子化・効率化】
◆行政のICT化の推進 ―eガバメント閣僚会議を設置―
◆政策評価の機能強化
◆メリハリある定員配置の実現
◆行政不服審査制度の見直し
【ネット時代に対応した統計政策】
◆統計調査のオンライン化推進~H27国勢調査における「ビッグチャレンジ」
◆統計におけるオープンデータの高度化~「アプリDe統計」による統計情報の提供
◆経済成長を担う“データサイエンス”力の高い人材育成
【消防防災体制の強化】
◆ドラゴンハイパー・コマンドユニットの新設等
◆消防団の充実強化
◆ICTを活用した防火対策チェックシステムを創設
◆Jアラート等消防通信基盤の強化
【被災自治体・被災者支援と今後への備え】
◆被災自治体への人的支援(企業人材の活用)
◆災害情報共有システム(Lアラート)の推進の強化
◆放送ネットワークの強靭化の支援