北方領土に関する韓国側ネット記事です。
ロシアの北方領土開発に中国・韓国の企業が参加するという内容です。
外務省に事実確認を要請しましたが、日中韓の首脳会談を行っている最中に裏ではこの状態です。政府には厳しく対応するよう求めていきます。
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ロシア“クリル列島開発、韓・中参加” 日本“我が領土…認められない”
[ソウル新聞] 2012年05月14日(月)午前02:57
[ソウル新聞]ロシアと日本が領土紛争を起こしているクリル列島(日本名、北方領土)の開発に、韓国と中国企業が参加することが分かった。
韓、海岸壁建設…中、農場設立予定
13日、共同通信によればクリル列島を管轄するロシア、サハリン州のアレクサンドル ホロシャビン知事は12日、韓国と中国企業がクリル列島の4つ島の中で択捉島と国後島でインフラ整備と農業生産に参加することを明らかにした。
だが、日本政府はクリル列島が日本領土であるためロシアが推進する外国企業のクリル列島への投資と開発に参加が認定できないという立場だ。
ロシアは最近、数年間、韓国、中国など外国企業にクリル列島開発と投資に参加するよう要請しており、日本にも共同経済活動を提案した。
ロ、日本にも共同経済活動提案
ホロシャビン知事の発言は、日本の参加がなくても外国企業を誘致し、クリル列島を開発するという、ウラジミール・プーチン大統領の立場を反映したものと見られる。
韓国企業は年内建設予定の択捉島の海岸壁建設工事に、参加すると伝えられている。事業規模は14億ルーブル(約530億ウォン)程度だ。国後島には中国企業が、農場を設立する予定だ。
野田佳彦総理は、領土問題など外交懸案の議論のため、年内にロシアを公式訪問することを望んでおり、このために事前整地作業としてプーチン大統領と近い森喜朗前総理を特使とし、派遣する方案を検討している。ロシアは日本の北海道北西側にある択捉島と国後島、色丹島、歯舞群島など、4つの島を称するクリル列島に対し、第二次世界大戦以後、合法的に帰属したとし実効支配しているが、日本は歴史的に自国の領土とし返還を要求している。
東京イ・ジョンナク特派員