今回の野田首相の韓国訪問について、自民党領土等合同部会では連日厳しい指摘を政府に行ってまいりました。儀軌の持参は反対しましたが、最終的に持参することになってしまいました。私たちが示した、首脳会談で取り上げるべき課題は4つです。
①韓国に残る日本文書の引渡し
②竹島工事の中止
③国会議員への入国禁止措置に対する回答
④日本大使館前の慰安婦石碑建立中止
これに対し、今朝の領土合同部会での外務省からの回答で、対応できたものは無い、ゼロ回答だったことが判明。さらに日韓首脳会談は、①首相は竹島工事など懸案の申し入れせず、②持参した儀軌に感謝の言葉なし、③李大統領から懸案の歴史問題は野田首相の積極的な努力を期待、④日本訪問は懸案が解決しないと難しい、との内容だったことが私の指摘で明らかになりました。
外務省の説明資料に欠けているものが、韓国報道によって明らかになっています。
○外務省資料 日韓首脳会談.pdf
○韓国聯合ニュース 2011-10-19日韓首脳会談.pdf