6月24日、自民党外交部会・国防部会・領土に関する特命委員会合同会議を行い、韓国閣僚による竹島訪問や大韓航空機の竹島上空へのデモフライトについて議論しました。
6月15日の韓国行政安全部長官による竹島訪問と韓国住所・道路名付与が行われた翌日の領土特命委員会で私は、道路名がデタラメな歴史に基づいて付けられていることを指摘した上で、訪問のみならず住所・道路名の付与に対しても明確に抗議するべき、と指摘しましたが、これを受けて外務省は、改めて韓国に対して、住所、道路名付与について我が国として受け入れられない旨を伝達したとのことでした。しかし、この問題は竹島問題についての国際的議論の際に我が国に不利に働く既成事実となる恐れがあり、これで終わらせる訳にはいきません。引き続き韓国への抗議の姿勢を明確にすると共に、竹島問題に対する政府の姿勢を追求してまいります。
また、6月16日には韓国の民間機が竹島上空でデモフライトを実施しました。私が知る限り、韓国の民間機が竹島上空を飛んだという情報は聞いたことが無く、領土・領海に加え、我が国領空が侵されたという由々しき事態です。
更に6月21日には報道で、竹島問題を所管する韓国国会の特別委員会を8月15日に竹島で開催するという情報が出ました。これらについて外務省の対応を質しましたが、在韓日本大使館の低いレベルの職員が抗議の申し入れを行ったのみであり、日本政府の対応としては、甚だ不十分なものではないでしょうか。
私はこれらの事態を受けて、会議において、竹島に関する国会決議の提出と自民党による韓国視察を提案し、双方ともその方向で検討することに決まりました。我が国の主権を守るため、今後も精一杯活動してまいります。
※合同部会の模様は、用意でき次第動画を自民党HPに載せます。
※私がつくった韓国閣僚の竹島訪問と防空識別圏に関するパネル資料を掲載いたしますので、ぜひご覧ください。