◆ ①埼玉発のローカルマニフェスト
この夏の参議院選挙に向け、自民党はマニフェスト原案を発表していますが、これとは別に、結党以来初めての試みとして、各都道府県単位の課題を取り上げる「ローカルマニフェスト」を作成することになりました。与党時代のマニフェストは政権党として、各分野の漏れが無いようにたくさんの項目が羅列されておりました。野党になった今、マニフェストはこれまでと同じスタイルにする必要はありません。
私は、国全体を考えるのと同時に、地域に根付いた政治を行うのが自民党なのだから、各都道府県ごとに地域別マニフェストを作ってはどうかと考えたのです。
◆ 変わろうとする自民党の象徴
私は 3 月のある朝、各分野の政策責任者である部会長が集まる政権政策委員会で、ローカルマニフェストの作成を提案しました。
すると、その場にいた同僚議員から多くの賛成の声が上がり、石破政調会長が作成を決定しました。
当日は全国政調会長会議が予定されており、その席上で石破政調会長が各県連へ作成を要請したのです。
そして翌 4 月には、言いだしっぺとして当然のことながら、一番早く完成した埼玉県版の様式を見て、それを全国統一スタイルにすることを決定し、全国都道府県連へ見本として流しました。
これまでの自民党では考えられない素早いシンプルな意思決定が行われた訳ですが、自民党の組織運営がスリムでスピーディなものに変化したことの象徴と私は感じています。
◆ ぜひお知り合いに配布下さい
私のホームページに、ローカルマニフェスト「埼玉県版」が載せてありますので、ぜひご覧下さい。
このローカルマニフェストはパソコンから印刷することもできます。ホチキス留めすれば政党パンフレットとなり、選挙中も証紙なし、部数制限なしで自由に配布することができます。お知り合いの方に配布していただければ、こんな嬉しいことはありません。
◆ ②ネットサポーターズクラブ発足
この度、「自民党ネットサポーターズクラブ(J?NSC)」が発足いたします。
生まれ変わろうとしている自民党とインターネットを通してつながりを作るという、これまでにはない自民党公認のボランティアサポート組織です。
J?NSCへの参加は、自民党を熱烈に応援したいという人、自民党の議員個人を応援してくれる人、消去法で「仕方なく自民党・・」な人、これからの日本が心配な人、等々どなたでもご入会いただけます。
党籍の有無などは問いませんし、会費は無料です。
自民党は組織の高齢化・形骸化に加え、党員減少問題を抱えています。
一方で政治に関心を持ち、自民党の活動に参加したいと思っていても、敷居が高くどうすれば入党できるのか分からないという方もいらっしゃることもわかりました。
私はネットメディア局長として、ネットを活用してこうした隙間を埋められないか、と考えたのです。
参加者の新しさに加えて、更に画期的なのは、この組織は参加メンバーによる自主運営ということです。
設立準備はネットで企画委員を募り、全国から応じてくれた17人の企画委員が、ネットを通じて互いに連絡を取り合い、会の規約やチラシ作りまで行ってくれています。
クラブの最初の仕事は、来る参議院選挙の応援活動です。自民党の政策パンフレットを、全国に散らばった会員がネットで連絡を取りつつ、駅頭や街中で配布し、自民党候補を応援するのです。
よろしければ、是非皆さまも自民党を応援し、日本を良くする運動に参加いただけませんか?
会員登録と設立総会への参加募集は 5 月28日(金)から、自民党のホームページ(http://www.jimin.jp/index.html)、または「J?NSC」のサイト(http://www.j-nsc.jp/)にて受け付けております。
◆ J?NSC設立総会のご案内
日 時:平成22年 6 月 9 日(水)
17:00?18:00
場 所:自由民主党本部
出席者:谷垣禎一総裁
麻生太郎前総裁
新藤義孝ネットメディア局長 他
◆ おかげさまで200号!
「週刊新藤」は、本号で200号を迎えることができました。浪人中の04年 3 月より始め、7 年目に入りました。
ここまで続けてこれたのは、ひとえに皆様のご理解のおかげ様です。
また、年間を通してこの週刊新藤を配布していただいているSYS(しんどう義孝サポーターズ)の方々に心より感謝を申し上げます。
SYSは団体や組織ではなく、個人の立場で私を支援してくれるボランティアの集まりです。SYSがなければ週刊新藤は街の皆さまに見ていただくことは出来ないのです。
5 月15日(土)にはSYSの方々へのせめてもの御礼として「感謝の集い」を催し、みんなで楽しく過ごしました。
もしSYSに参加のご希望があれば、どうぞ事務所のほうへお問い合わせをお願いいたします。
私はこの週刊新藤によって、政治をもっと身近に感じていただくと共に、自分がもっと街の中に入っていけるように願っております。
今後ともご愛読のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新 藤 義 孝 |