一通のメールが届きました。発信者はある支援者の方です。その方は友人から送られてきたチェーンメールに心打たれたので、ぜひ私にも伝えたかったとのこと。私もその内容に深い感銘を受けましたので、この場を通してご紹介させて頂きます。
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こ
の文章の冒頭に出てくる「スペシャルオリンピックス」とは、知的障害者のためにスポーツを通じての自己実現をはかりつつ、より活発な社会参加を目的に、ア
メリカのケネディ元大統領の妹、ユニス・ケネディ女史らによって創設された国際的組織および、その大会名を指します。「たとえどんなに小規模でもいい、必
ずいつも世界のどこかで大会が行われている」という理想を掲げ、それゆえ「オリンピック」という言葉に複数を表す「ス」が付けられています。
スペシャルオリンピックス・埼玉選手団がメダル獲得の報告日時を訪問(04年4月) |
私はこのメールを読み、教育や福祉の課題、そして日本経済の再生あるいは真の国際貢献といった山積される難問を解く大きなキーワードが、このメールに描かれた出来事の中にあると痛感いたしました。
それは、「自らの力で精一杯生きる。と同時に、いつでも、どこでもすべての人と共に、助け合って生きる」ということではないでしょうか。 | ||
来 年2005年には、「スペシャルオリンピックス冬季ワールドゲーム長野大会」が、12の国・地域から600名を超えるアスリートを集めて開催されます。埼 玉も選手団が結成され、川口・鳩ヶ谷からも選手が参加することになっています。私もこの大会の成功に向けて、できる限りの応援をさせてもらいたいと思って おります。 |
コソボ難民キャンプにて子供たちと。世界の人たちと助け合って生きる(99年8月) |
インドに古くから伝わる金言として、次の言葉があります。
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父とともに森を散策する母。この笑顔 をいつまでも忘れない・・・(02年8月) |
今月3日、私の母 新藤たか子が病気のため他界いたしました。この場を借りまして生前のご厚情に心より感謝し、御礼申し上げます。母は幼稚園の園長として、生涯現役のまま 69歳の生涯を全うしました。母のことを語るには、どれだけの言葉を使っても語り尽せません。しかし、母が私に遺してくれた「心の灯火」(家族愛、人間 愛、そして子供たちの教育に向けた情熱・・・)は、いつまでも絶えることなく私の心の中で燃え続けています。その大切な灯火は、私の家族や母が愛した川口 ふたば幼稚園の子供たちのために、さらには政治にたずさわる者として、お一人でも多くの方の「よりよき人生行路の灯火」に使わせていただきたい、と決心しております。 |
新 藤 義 孝 |