就任挨拶(総務政務官発言)
151-参-総務委員会-8号 2001年05月17日
○委員長(溝手顕正君) ただいまから総務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、佐々木知子君及び藤井俊男君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君及び輿石東君が選任されました。
また、去る十四日、鹿熊安正君及び森田次夫君が委員を辞任され、その補欠として鎌田要人君及び南野知惠子君が選任されました。
また、去る十五日、南野知惠子君が委員を辞任され、その補欠として世耕弘成君が選任されました。
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○委員長(溝手顕正君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(溝手顕正君) 御異議ないと認めます。
それでは、理事に岩城光英君を指名いたします。
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○委員長(溝手顕正君) この際、片山総務大臣、遠藤総務副大臣、小坂総務副大臣、山名総務大臣政務官、景山総務大臣政務官及び新藤総務大臣政務官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。片山総務大臣。
○国務大臣(片山虎之助君) 去る四月二十六日の小泉内閣の発足に際し、引き続き総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。
通常国会開会以来、総務委員会におかれては、法案の御審議等を通じ、総務省所管行政の推進に御理解と御尽力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。
このたびの内閣は、経済、財政、行政、社会等の分野における構造改革を推進していく改革断行内閣であり、私としても所管行政の一層の改革に取り組む所存であります。
総務省といたしましては、特に行政改革の推進、地方分権の推進、IT社会の構築等に全力を尽くしてまいりたいと考えております。
行政改革につきましては、昨年十二月に決定した行政改革大綱に基づき、行政改革担当大臣と連携しつつ、特殊法人等及び公益法人の抜本的改革、公務員制度の抜本的改革に取り組んでまいります。さらに、十年間で二五%純減を目指した国家公務員の定員削減などの行政組織等の減量・効率化や、本年一月に導入した政策評価制度の着実な推進、行政機関等の保有する情報の公開の推進、電子政府の実現などを通じた公正、透明で効率的な行政の推進に努めてまいります。
地方分権につきましては、国と地方の関係を見直し、地方公共団体の自主性、自立性を高める観点から、その積極的な推進に努めてまいります。特に、市町村合併につきましては、内閣に設置された市町村合併支援本部により、関係省庁と連携を図りながら、市町村、地域住民や都道府県と一体となって、その推進に積極的に取り組んでまいります。
また、国、地方を通ずる行財政改革の推進、地方歳出の効率化に徹するとともに、今後、経済の状況や将来の税制の抜本的改革の方向も見極めつつ、国と地方の税源配分の見直しなど地方税財源の充実確保に向けて取り組んでまいります。特に、地方税につきましては、法人事業税の外形標準課税について引き続き全力を挙げて早期実現を目指してまいります。
IT社会の構築につきましては、五年以内に世界最先端のIT国家となることを目指して、e―Japan重点計画を着実に実行するとともに、中間目標を設定するe―Japan二〇〇二プログラムを作成していきたいと考えております。具体的政策課題としては、超高速ネットワークインフラ整備及び放送のデジタル化の推進、コンテンツ流通振興、新たな競争政策の樹立による低廉な電気通信サービスの実現、研究開発の推進、デジタル・オポチュニティー社会の実現、情報セキュリティー対策の推進、IT社会の基本ルールの整備等に集中的に取り組んでまいります。
郵政事業につきましては、事業経営基盤の強化を図るとともに、地域における住民サービスの充実に取り組み、地域の発展に貢献してまいりたいと考えております。また、平成十五年中に国営の新たな公社に移行することとされており、郵便事業への民間参入を含め、そのために必要な諸準備を着実に進めてまいります。
委員長を初め理事、委員各位の格段の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げ、以上、簡単ではございますが、私のごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
○委員長(溝手顕正君) 遠藤総務副大臣。
○副大臣(遠藤和良君) 去る五月一日に、引き続き総務副大臣を拝命いたしました遠藤和良でございます。
小坂副大臣とともに片山大臣を補佐し、全力を尽くしてまいりますので、溝手委員長初め理事、委員の皆様方の格段の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げます。
○委員長(溝手顕正君) 小坂総務副大臣。
○副大臣(小坂憲次君) 去る五月一日に、引き続き総務副大臣を拝命いたしました小坂憲次でございます。
遠藤副大臣とともに片山大臣を補佐し、全力を尽くしてまいりますので、溝手委員長、また理事、委員の皆様方の格別の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げます。
○委員長(溝手顕正君) 山名総務大臣政務官。
○大臣政務官(山名靖英君) 五月七日、引き続き総務大臣政務官を拝命いたしました山名靖英でございます。
景山、新藤両政務官とともに片山大臣を補佐いたしまして、全力で頑張っていく所存でございますので、委員長を初め理事、委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻を心よりお願い申し上げます。
ありがとうございました。
○委員長(溝手顕正君) 景山総務大臣政務官。
○大臣政務官(景山俊太郎君) 去る五月七日に、引き続き総務大臣政務官を拝命いたしました景山俊太郎でございます。
山名、新藤両大臣政務官とともに引き続き片山大臣を補佐いたしまして、一生懸命で頑張りたいと思います。
溝手委員長を初め理事、委員の皆様方の格段の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。
○委員長(溝手顕正君) 新藤総務大臣政務官。
○大臣政務官(新藤義孝君) 去る五月七日、総務大臣政務官を拝命いたしました新藤義孝でございます。
山名、景山両大臣政務官とともに片山大臣を補佐し、お役を全うしたいというふうに思っております。
溝手委員長さん初め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
○委員長(溝手顕正君) 本日はこれにて散会いたします。
午前九時八分散会