12月17日、自民党領土特委、翌18日超党派の領土議連を開催し、年明け1月21日に新たに開館する「領土・主権展示館」の概要について政府の説明を受けました。(2019年12月28日)

 

20191217_img1◎「領土・主権展示館」の移転拡充について
12月17日に自民党領土に関する特別委員会、12月18日には超党派の領土議連を相次いで開催し、年明けの1月21日に移転拡充される「領土・主権展示館」の概要などについて政府より説明を受けました。
 
IMG_3676我が国初となる領土・主権にかかる展示館は、9年前の自民党が野党時代に、領土問題対応強化策として私が提唱したものであり、急速に過激化した韓国や中国の活動に対処するための重要な方策として位置付けました。
 
私は当時、自民党に設けた領土特命委員会において領土関係政策の充実に向け ①領土問題担当大臣の新設 ②領土主権問題を担当する政府機関の設置 ③領土主権に関わる学術的調査研究機関の整備 ④領土問題の広報・啓蒙、教育の充実 ⑤領土問題を広く国内外へ情報発信するための領土展示館の整備 を求めたのです。
 
これらは自民党の選挙公約となり、7年前の第二次安倍政権の樹立とともに順次整備が図られております。
 
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領土・主権展示館は2年前、日比谷の市政会館地下に本邦初の施設として念願が叶い開設しました。しかし、約100m2と手狭であり、建物の管理上から土・日開館ができないなどの問題がありました。加えて開館当初より建物の耐震改修のため2年後の移転が決められていたのです。しかし厳しい条件下であっても、我が国に領土・主権問題に関する展示館があるとないとでは大きな違いがあり、これを機に領土関係の調査研究、資料収集が強化されることになり、開設には大きな意義がありました。
 
そして、開館と同時に次の移転先を探すという苦労が始まり、1年前の昨年末には移転先を予定した四谷駅前の政府が床を所有する再開発ビルへの入居が困難になるなど、今日まで様々な紆余曲折がありました。
 
私も与党側責任者として、密接に政府と連携を図り、移転候補先との交渉に至るまでお手伝いさせていただきました。
 
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自民党領土特命委員会や超党派の領土議連の同志議員からも大きな支援と様々な提案をいただき、今般、施設規模は約7倍、国会から歩いていける虎ノ門交差点近くの大通りに面したガラス貼りの施設で、土・日、夜間開館も可能な施設として新たに開館することになりました。
 
新たな領土・主権展示館の開設にあたって、内閣官房 領土・主権対策企画調整室の熱心な取り組みと財務省の大きな協力があったことを、私から感謝と共に報告させていただきます。
 
今後は、展示内容の不断の充実強化を図ると共に、企画展示、全国巡回展示、地方・団体との連携など企画を工夫すると共に、修学旅行や国会見学にやってくる児童生徒や一般見学者の増大など、魅力ある展示館となることを期待し応援してまいります。
 
施設概要についての資料を是非ご覧になってください。
 
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