週刊新藤 第285号WEB版《年末年始号》<2019年、新しい年を迎えて。国策を地域で実現・実装する。>です。ぜひご覧になってください。


明けましておめでとうございます。

平成最後のお正月を迎え、あなた様にはつつがなくお過ごしのことと存じます。
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週刊新藤第285号WEB版《年末年始号》を発行しました。

「2019年、新しい年を迎えて。」
・国策を地域で実現・実装する。
・平成三十一年 亥(いのしし)は「締めくくり」の年!
と題し、本年の抱負を書かせていただきました。
是非ご覧になってください。

皆さまには健やかなお正月をお過ごしのこととお慶び申し上げます。昨年中は大変お世話になりました。本年の干支は何を示しているのか、私が懇意にしております青木氷川神社の鈴木邦房宮司さんより教えていただきました。

 平成三十一年己亥(つちのとゐ)年は日本の伝統的な皇紀でいうと2679年。西暦2019年ということになります。
 今年の『亥(ゐ)』は干支十二番目、締めくくりの年です。時刻で言うと午后の十時です。『亥』という文字は「猪」の骨組を表します。

「亥」は「猪の骨」―「核」のことなのです。植物の成長になぞらえてきた「干支」からいうと、最後の最後に残った「核」のことで、その「核」はやがて「種子」となり、また新しい生命となるのです。

別の言い方では“本質”ともいえます。今年は“本質”を見極め、しっかりと「種子」につなげる年にするよう、干支は示しています。

 本年は約200年ぶりに天皇陛下が生前譲位されます。まさに「種子」に引き継がれ、天皇の“本質”が何であるのか、という意義を明らかにし、後世に伝える大切な年になるということです。

 全てのものには本質と存在意義があります。自分自身の“本質”、家の“本質”、会社の“本質”…あらゆるものの“本質”を確認し「亥年」を迎える準備をしたいものです。

▶自民党・政策責任者の一人として、安倍総理に様々な提言◀

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私は総務大臣退任後、自民党・政調会長代理として全ての内閣提出法案の審査を行ないながら、経済成長戦略本部座長代理、公約・政策等検証委員会座長代理、領土に関する特別委員長、G空間社会実装委員長、安全保障と土地法制委員長など多様な分野の責任者となり、日々あわただしく活動しております。

 また衆議院では憲法審査会・与党筆頭幹事に就任し、自民党立党の原点である「日本国憲法の改正」実現のため野党の皆さんとの交渉など全力を傾注しております。

 第2次安倍政権が発足以来続いている景気拡大は、昨年12月で6年1ヶ月となり「いざなみ景気」と並び戦後最長となりました。

 この6年間でGDPは過去最大に、企業収益も過去最高、有効求人倍率が史上初めて47全ての都道府県で1倍を超え雇用所得環境も大きく改善しました。

 他方で本年10月に予定する消費税率の引き上げの影響、金融・資本市場の動向や、米国と中国による貿易摩擦、新興国経済の減速リスクなど、今後の国際経済環境の不確実性への備えを万全にしておかなければなりません。

少子高齢化・人口減少社会が到来し、まもなく歴史上初めて50歳以上の人口が5割を超える我が国で、長寿化を経済成長の制約要因でなく誇るべき成果ととらえ、様々な人々が活躍できる社会を創り出さなければなりません。

 私たち自民党・安倍内閣は、デフレ脱却・持続可能な経済成長の実現に向け新しい技術革新を通じた「生産性革命」や「人づくり革命」の推進、「働き方改革」と「全世代型社会保障」などの政策を連携展開しています。

▶地方創生、経済活性化のため、国策を地域に実装する。◀

私はこうした政府が進める施策の実践場として川口市は最適な条件を有していると考えており、本市では国策と連動した様々な事業が実行されております。

 今年度は、「無人自動運転バス」の実験が国の事業採択を受け、SR鳩ヶ谷駅と上青木SKIPシティ間で始まりました。

 また、年末の12月25日、NHKと川口市はSKIPシティ内の土地の交換に合意しました。これによりかねてより協議中の「渋谷放送センター建て替えに合わせスタジオ機能等を川口へ一部移転」することなど、NHKの施設整備の検
討が具体的に始まり、2025年度中の運用開始を目指すことになります。

 さらに川口市で実施中の総務省「マイナンバーカードを活用した自治体ポイント」による地域経済活性化の取り組みは、本年秋から始める政府の新たな総合経済対策の柱として全国展開されます。

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 そして、街の悲願である「湘南・新宿ライン等の川口駅停車」については、同志である奥ノ木市長、自民党県議・市議団と共に昨年末もJR東日本・本社を訪問し、旧知の副社長に要望するなど交渉を強力に継続中です。

これらの施策は、政府が進める「経済成長戦略」や「第四次産業革命」が目指す先端技術の社会実装版であり、本市における地方創生戦略となります。こうした産業機会の増大が雇用や所得向上をもたらし、街の魅力付けと共に地域経済の活性化に大いに役立つものと確信しております。

 本年は天皇陛下の御退位により平成の時代が終わり、新たな時代を迎えます。激動する世界と社会変化を捉え、未来に引き渡す「誇りある日本の国づくり」を急がなければなりません。どんな時も明るく前向きに、夢の実現に向けた不断の努力を続けることが大切です。

 私は皆さまからいただいた自らの役割を果たすべく、全力で活動して参ります。あなた様にとって本年が素晴らしい一年となりますよう祈念申し上げますと共に、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。