京都市東山区の建仁寺で、京都市出身の人形作家成田順子さんの人形展が開催されています。成田さんとは総務大臣在任中からのご縁です。(2018年10月23日)

 

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 京都・建仁寺で人形展が開催されています。
 
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作家の成田順子さんとはご縁があり、かつて私は総務大臣時代、国政選挙のインターネット解禁を広報するため、動画コンテストを企画しその最優秀賞の副賞として成田さんの人形を提供してもらったことがあります。
 
 
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成田さんの作る人形の生地は古くは平安や室町時代の着物などを使用しており、伝統が培う風格溢れた作品ばかりです。
 
 
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現代といにしえを繋ぐ京都ならではの人形展は、今月28日まで京都市東山区の建仁寺で開かれています。
ご都合つく方には是非お立ち寄りください。
 
 
京都の建仁寺で寺が所蔵する国宝「風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」などをイメージして作られた人形の展示会が、19日から始まりました。
この展示会は、京都市出身の人形作家、成田順子さんが建仁寺が所蔵する「風神雷神図屏風」や「雲龍図(うんりゅうず)」をイメージして制作した人形などを集めたもので、
寺の一角に33点が並べられています。
成田さんの作品は粘土で形づくった人形に和紙やちりめんを貼り、古い着物の生地などで飾りつける独特の作風が特徴です。
このうち、「風神」と「雷神」の姿を模したという子どもの人形は、屏風に描かれた神々と同じようないでたちですが、どこかあどけない表情が印象的です。
また、雲龍図をイメージした「龍神(りゅうじん)」は、子どもを背中に乗せて飛び立とうとしている龍の人形で20種類の和服の帯をうろこの形に切り取って
貼り付けた美しい模様が目をひきます。
成田さんは「100年以上前の布きれやかんざしを人形の飾りにしてよみがえらせています。古いものの良さを感じ取ってもらえればうれしいです」と話していました。
この人形展は、今月28日まで京都市東山区の建仁寺で開かれています。