日本版GPS準天頂衛星「みちびき」3号機を載せたHーⅡAロケット35号機が、8月19日 14時29分00秒 鹿児島県の種子島宇宙センターから打上げられました。衛星は所定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。(2017年08月19日)


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日本版GPS準天頂衛星「みちびき」3号機を載せたHーⅡAロケット35号機が、8月19日  14時29分00秒 鹿児島県の種子島宇宙センターから打上げられました。衛星は所定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

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当初は、8月11日(金)に打ち上げ予定でしたが、1段エンジン関連のバルブを作動させるヘリウム系統からの漏えいのため打ち上げが延期となっていました。
私も、委員長を務めるG空間情報特別委員会のメンバーらと種子島に行き、打ち上げの瞬間に立ち会う予定でしたが延期となり、残念な思いでこの日を待ち望んでおりました。
無事に打ち上げが成功し、安堵と共に関係者の喜びは一入のものがあります。
本年は6月に「みちびき2号機」を打ち上げております。4号機は10月ごろに打ち上げを予定しており、来年度から初号機とあわせた4機体制での本格運用が開始されます。「みちびき」は1機が日本上空に1日8時間滞留することが出来 ます。すでに打ち上げられている初号機と本年度の整備により4機体制が確率することで、24時間365日、米国GPS衛星からの信号(誤差10から数10メートル)を補強し、誤差6センチという世界最高水準の高精度測位情報が常に得られるようになるのです。

この準天頂衛星「みちびき」の測位情報とGISと呼ばれる日本の地上を電子化した地図データと組み合わせ、防災、自動走行、農業/林業の高度化などのさまざまな新産業やサービスを産み出そうというのが「地理空間情報活用推進(G空間)プロジェクト」です。

私は自民党のG空間推進特別委員会の委員長を務めており、このプロジェクトに事務局次長として初めて関わって以来、もう20年になります。
議員立法で国会に提出したG空間推進基本法がなかなか通らず、提出者として国会で苦労しながら答弁したり野党折衝をしていた頃のことが懐かしく思い出されます。

この技術は日本が進める第4次産業革命の推進エンジンにもなっています。G空間プロジェクトによって、少子高齢化・人口減少社会にあっても経済を成長させ、過疎化が進む地方でも暮らしていける生活の利便を産み出せるような、新しい暮らしやサービスを生み出すことが私の夢であり挑戦なのです。

※写真は、6/1 みちびき2号機打ち上げの模様「(C)三菱重工/JAXA」