尖閣諸島・久場島沖合のEEZに居座っていた中国海洋調査船は、昨日7月6日に日中の中間線を越えて退去したようです。(2017年07月07日)

 

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尖閣諸島・久場島沖合のEEZに居座っていた中国海洋調査船は、昨日7月6日に日中の中間線を越えて退去したようです。

ひとまずは良かったというべきですが、実情は海保の中止要求に応えたというよりは、天候の悪化により海が荒れたため離脱したというのが理由のようです。

いつまた戻ってくるのか、予断を許さない状況は続きます。一分の隙も見せない厳格な対応が必要です。海上保安庁広報第5報をお知らせします。

明日はG空間情報を活用した無人走行実験を実施中の沖縄県石垣島に視察に行きます。
石垣島には第十一管区海上保安本部がありますので、事務所にお邪魔して現場の状況を直接聞くと共に、厳しい状況の中がんばっている海保の皆さんを激励して参ります。

◎中国海洋調査船「勘407」の視認について(第5報)

中国海洋調査船「勘407」は、6日午前5時16分頃、日中地理的中間線を 北西向け航過したのを当庁巡視船が確認しました。
以後、同調査船の動静に特異動向が認められなければ、本報をもって最終報と いたします。
第十一管区海上保安本部
平成29年7月6日 発表:午前10時