5月19日、私が委員長を務める自民党「領土に関する特命委員会」を開催いたしました。
議題は4月の領土特と同様、5月17日から発生した韓国海洋調査船による竹島領海侵入と、翌18日に確認された中国公船による尖閣諸島領海侵入及びドローン飛行について、外務省や海上保安庁が取った対応を質しました。
韓国による我が国が受け入れられない海洋調査は、韓国からの大統領特使が来日して総理や外務大臣と面談しているその最中に行われています。韓国側の無神経と、片時も気を抜けない厳しい外交の現実が浮かび上がりました。
中国公船からのドローン飛行はこれまでにない新しい展開です。領海侵犯に加え領空侵犯も発生したのです。
これまでも竹島や尖閣諸島問題で深刻な事態が起こる前触れに、海洋調査が行われています。
ここのところの韓国や中国の動きには、最大限の注意が必要だと考えています。
この日の領土特では、政府の対応を質すと共に、こうした行為に対するさらなる厳正対処と、より具体的な行動を取るべく必要な準備を求め、決議書をもって政府に申し入れを行うこととしました。
決議案については後日報告いたします。