今回のワシントン訪問では、日米関係をより緊密に深めていく上で重要なお二人、ケネス・ワインシュタイン ハドソン研究所所長とスコット・ペース博士においでいただき、嬉しい再会と意義ある再会がありました。(2017年4月8日)

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今回のワシントン訪問では、嬉しい再会と意義ある再会がありました。

 

4月7日金曜日は国会の委員会があり、終了後の夕方に成田を出発する便を使用し、シカゴで乗り継ぎワシントンに着いたのは、時差により同じ4月7日金曜日の夜9時頃になります。
ホテルに荷物を降ろし出向いた先には、現在ワシントンに滞在中の総務省関係職員が待っていてくれました。

 

在米日本大使館、情報通信機構(NICT)北米連携センター、マルチメディア振興センター(FMMC)ワシントン事務所に所属する6名の職員は、偶然にも全員が私が総務大臣時代に一緒に仕事をし、大臣室で夜中まで打ち合わせしたり、海外出張に同行してくれた関係の密接な人たちばかりでした。

 

 

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私が来ると知り、皆で楽しみにしてくれたとのことで、ポトマック河畔の美味しいシーフードのレストランを予約してくれました。

ここはミシェル・オバマさんもお気に入りだったという大人気のお店です。

 

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魚介類のグリルやパスタ、美味しいワインに加え、かつて一緒した際の楽しいエピソードで座は大いに盛り上がりました。

 

翌4月8日は朝ホテルを出発し、クワンティコ海兵隊基地でスノーデン米国硫黄島協会名誉会長の葬儀・セレモニーに参加し、夕方ワシントンに戻りました。

 

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この日の夜は、日本大使館の佐々江駐米大使が大使公邸で食事会を開いてくれました。
せっかくの機会ですので私からリクエストをし、重要な2人のお客様においでいただきました。

 

お一人は、ケネス・ワインシュタイン ハドソン研究所所長。
トランプ政権に極めて近いシンクタンクの責任者で、私はかつて彼の研究所で日本の安全保障政策について講演したことがあります。

安倍総理の米国議会演説に同行した際も議場内で会話を交わした、米国の世界戦略に精通した人物です。

 

もうお一人は、スコット・ペース ジョージワシントン大学 エリオット国際関係大学院 宇宙政策研究所所長です。
GPSを始めとする米国の宇宙衛星政策の第一人者であり、NASAや政府にも勤務経験がある安全保障政策の専門家です。

私が前々回に訪米した際は3時間以上にわたり日米宇宙政策についての意見交換に付き合ってくれました。

先日ペース博士が来日した際には、議員会館でお迎えをし、私が推進する日本の準天頂衛星とGPS衛星を活用したG空間プロジェクトについて引き続きの議論をさせていただいております。

 

佐々江大使と共に、大使館自慢の日本食でもてなしながら、トランプ政権の内情、シリア攻撃やロシアとの関係性、中国政策や北朝鮮に対する効果的な対処策など、極めて意義深い意見交換を行いました。

二人は日本の外交政策にもよく通じており、今後の日米関係をより緊密に深めていく上で、極めて重要かつ信頼できる人物だと思っています。

美味しい日本酒とワインを楽しみつつ、次の再会を約束しお開きとなりました。

 

最後の写真は会食後の米国大の公使や参事官、日本から同行してくれた北米一課の企画官らとの一枚です。

 

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