1月17日、来日したボツワナのマシシ副大統領と嬉しい再会を果たしました。アフリカで最初に地デジの日本方式を採用してくれた立役者です。ボツワナ出張の際の動画もぜひご覧ください。(2017年01月17日)

 

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1月17日、来日したボツワナのマシシ副大統領と嬉しい再会を果たしました。

マシシさんとは私が総務大臣時代にボツワナの公共政策担当大臣として交流があり、私が進めていた地デジ日本方式の海外展開の交渉を行いました。

マシシさんの深い理解と協力を得て、ヨーロッパ方式と争っていた日本は、アフリカにおける最初の地デジ・システムをボツワナで受注することが出来たのです。

 

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マシシさんは米国留学経験のあるエリートですが、何故か私とウマが合い、2013年7月に来日した時に大臣室で会談したのち、2014年1月に私がボツワナを訪問し 、滞在中に食事、会談、ボツワナTV視察、共同記者会見と付き合ってくれました。

 

私もマシシさんの日本に対する貢献に報いるため、政府内で様々な働きかけを行いました。総務省が開催する「電波の日」特別表彰を受けてもらったり、2015年秋の叙勲では旭日大綬章を授与させてもらうことが出来ました。

 

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その後マシシさんはボツワナ・カーマ大統領の厚い信頼を得て副大統領に昇格。

ボツワナの政治システムでは大統領退任後一年間は副大統領が大統領になることになっており、このまま行けば2018年4月に就任することになります。

今回の来日は3回目ですが、次期大統領の有力候補として外務省が手厚い待遇で受け入れを行なっております。

 

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来日にあたりマシシさんより「最初に会いたいのは新藤だ」という嬉しい申し入れがあって、本日の再会となりました。

国と国の関係は複雑かつ広範に渡る交流によって成り立ちますが、それは知り合った個人同士の信頼や友情の積み重ねによることも大きな影響を及ぼします。

 

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私はボツワナで、日本の地デジ方式を基盤として放送と通信の融合をはかり、ICTを活用した遠隔医療や遠隔教育、交通情報管理や防災対策、野生動物保護など、日本の優れた技術でボツワナの魅力を高めると共に、社会的課題を日解決し国の発展に貢献することを基本方針とし、総務省がハブとなって関係各省庁が連携協力する体制態を作るべく取り組んでまいりました。

後任の高市大臣も方針を引き継いでくれ、色々な取り組みが動き出そうとしています。

 

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日本と付き合ったら、こんな凄いことが起きる。日本と交渉を進めた方がメリットが多い、ということを他のアフリカ諸国に行動で示そう、ボツワナを日本の技術のショーケースとすることを夢に描いております。

 

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マシシ副大統領とは、そんな話をしながら次の再会を約束し、楽しい会談を終えました。

 

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ミャンマー・フィリピン・ボツワナ出張(3:ボツワナ)(2014年1月15日~18日)

【動画】
【2014.1.15~18】新藤総務大臣 ミャンマー・フィリピン・ボツワナ出張
(3)~ボツワナ~