「竹島の日」島根出張(1)〈隠岐の島久見浜の久見漁師会の皆さんとの意見交換会〉(2016年2月21日)

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2月21日から22日まで竹島の日に関連して島根県松江に出張いたしました。竹島領土問題関係の行事をいくつか予定し、第一弾はかつて竹島漁の拠点であった隠岐の島久見浜の久見漁師会の皆さんとの意見交換会でした。

21日の午後、島根県の竹島資料室に隠岐の島からフェリーを経由して5時間かけてわざわざおいでいただいた皆さまと、領土議連より赤池誠章・山田賢司代議士も参加のもと懇談をいたしました。
どなたともすでに隠岐の島で何度もお会いしている懐かしい友人のみなさんです。

かつて竹島で行われていた、ワカメやアワビ、アシカ漁などの貴重な資料をもとに興味深い報告をお伺いしました。
おいでいただいた方は、ご自身が竹島漁に出掛けていたわけではなく、子供の頃の記憶やおじいさんなどから聞いている話を紹介いただきました。
久見地区では近年急速に高齢化が進み、竹島の記憶が相次いで消滅していることから、こうした記憶の記録保存が急務と考えています。

私からは、これまでの領土問題の取り組みに加え、隠岐の島竹島漁の歴史や生業を地域資産と捉え、地方創生戦略の基軸にしてはどうかと提案しました。
本年6月頃に開館を予定している久見・竹島資料館を活用して、竹島由来の岩海苔やアワビなど地域ブランド開発や地域おこし協力隊など若者や外部人材の導入など、様々なアイデア展開が可能であることをお話しさせていただきました。