2003.09.26 「充実した楽しい1年間だった」 外務大臣政務官退任

「充実した楽しい1年間だった」 新藤代議士、外務大臣政務官退任

小泉第2次改造内閣発足に伴い各省庁の副大臣・政務官の交代人事も行われ、昨年10月の就任以来、ロシア原潜解体事業、イラク現地調査、アフガン復
興支援、パリⅡ会議、ASEM外相会議等々、世界各国を駆けずり回り「26人いる政務官の中で最も忙しい」と言われた新藤代議士も、外務大臣政務官を退任
することとなった。9月26日には、外務省講堂にて幹部職員を集め新旧交代式が執り行われ、新藤代議士も、後任の田中和徳政務官に事務引継ぎを行ったあ
と、式典に出席した。

講堂いっぱいに集まった職員の皆さんを前に、新藤代議士は、「少し寂しい思いもします
が、1年間楽しい仕事をさせてもらったという感謝の気持ちでいっぱいです。私が就任して最も力を注いたことは、外務省が一丸となり、力強いひとつのチーム
を形成するということ。それが徐々に身を結び、省内でイラク緊急対策本部を立ち上げ連日対策会議を行っていた中、「閣僚チームと職員がこれだけ一体となっ
たのは初めてだ」という言葉をもらったのが、私が最も嬉しかったことです。皆さんにはこれからも、高い使命感と不屈の闘志を持って、しっかりとした外交を
おこなってもらいたい」とエールを送った。
また、式典では、留任した川口大臣が「茂木・矢野両副大臣、新藤・土屋・日出各政務官と、いいチーム
ワークで仕事をさせてもらった」。竹内事務次官が「新藤政務官は、着任早々より非常に情熱を持ってことにあたり、直ちに具体的なプランをたて私たちを指導
していただいた」と挨拶した。

花束を贈られた新藤政務官は、最後に玄関先にて慣れ親しんだ職員の皆さんから見送られ、外務省を後にした。