2002.06.20 【ご報告】 JPFより寄付のお礼が届きました

6月14日にリリアで開かれたアフガン救済支援・第3回ほほえみコンサートに
つきまして、たくさんのボランティアスタッフ、また当日会場にお越しの大勢の
皆様より暖かいご支援を賜り、まことにありがとうございました。また、引き続き
6月18日・19日に同じくリリアで開催された「アフガニスタンの難民写真展」
にも大勢の皆様にお越しいただき、重ねてお礼申し上げます。
コンサート当日、皆様からいただいた収益金を寄付させていただきましたが、
お礼の手紙がジャパン・プラットフォームより届きましたので、ご報告させていた
だきます。



 ほほえみコンサート実行委員会 様

 拝啓
 この度はアフガニスタン難民支援の為ご支援まことにありがとうございました。
 ジャパン・プラットフォームのアフガニスタンにおける難民支援も開始より 8ヶ月実際に物資が現場に届き始めてからも半年が経ちました。
 支援を開始しました当初はとにかく、寒い冬を一人でも多くの人が乗り越えてもらえるようキャンプ地の設営、物資の配布と生存の為の支援が中心でした。そ
の支援も春の訪れとともに、自立・復興に向けての支援に替わりつつあります。現在はサリプル(アフガン北部)に設営されたキャンプ施設に避難していた人々
も元の村に戻り新たな生活を始めております。
 彼らに対しては自分たちの村への帰還支援だけでなく、そこで安定した生活を送れるための支援(農業・養鶏支援等)を行っております。医療 支援も村々に
人々が帰還していくのに合わせ、地方での活動へと広がっており、母子保健(お産婆さんの教育など)に加え、循環医療なども開始されています。また、国の復
興には欠かせない教育支援として、学校施設の復 旧(建物の修復・建築、机・イス等の配布)も進んでおります。もちろん、 様々な理由から自分たちの村に
戻れず支援を必要としている人々への物資配布支援、地雷や不発弾による被害者を無くす為の地雷・不発弾 回避教育支援も引き続き行っています。

 皆様の温かいおこころざしのもと集まった寄付金は、ジャパン・プラット フォームの枠組みのもと日本のNGOにより、支援を必要とする人々へ届け られます。なお、頂いた資金の使途は今後ホームページ等で公表していく予定です。
 ジャパン・プラットフォームはこれからも、この地球上でもっとも支援を必要としている人々に日本の市民の皆様の心を届けるために活動を続けていく所存です。今後とも末永く応援くださいますよう重ねてお願い申し上げます。

 末筆ながら、時節柄ご慈愛のほどお祈り申し上げます。
                                        敬具

                                2002年6月19日
                                ジャパン・プラットフォーム
                                代表理事 大西 健丞