2001.12.11 アフガニスタン復興NGO国際会議に出席

国内やアフガニスタンのNGOを中心にアフガニスタン支援策を話し合う「アフガニスタン復興NGO国際会議」が、12月11日から3日間にわたって平河町・
都市センターホテルにて開かれた。保健医療や地雷対策、紛争予防など5分野の分科会を開き、現地で活動するNGOから実情を聞き、市民のニーズに基づいた
具体的な支援のあり方が議論された。

初日の11日夜には歓迎レセプション行われ、アフガニスタンNGO代表、欧米NGO、日本NGO、国会議員・外務省など日本政府関係者、UNHCR・UNDP・UNICEF・WHOなどの国連機関から参加者が集まった。

立食形式の和やかな雰囲気で会は始まり、主催者の開催挨拶ののち、ジャパンプラットフォームの活動を支援する議員の代表として、新藤義孝総務大臣政務官が挨拶を行った。

新藤政務官は、ジャパンプラットフォーム設立当初から議員の立場で尽力してきた一人として、「来年1月に開かれる政府間会議に先立ち、NGO各団体による会議が開かれたことを嬉しく思う。アフガンは厳しい冬を迎え、今なおテロリストの脅威が続いている。日本国民はアフガンの復興に強い関心を持っている。国会議員としてNGO支援の輪を世界に発信していきたい。」と歓迎の言葉を述べた。

会場を出た新藤政務官は、「今回の会議は、従来国際社会の中で活動が後手に回ることの多かった日本NGOにとって画期的なことであり、国際社会でイニシア
ティブをとった我が国第一号ではないか。経済的支援のみに頼ることなく、世界の一員として、またアジアのリーダーとして行動する日本のスタンスを示す絶好
の機会となった。今回の会議によりアフガン復興に向け実効あるミッションがまとめられることを期待するとともに、さらに政府としても支援を強化していきた
い。」とジャパンプラットフォーム推進議員連盟幹事長として、自らが仕掛けたNGOの活動ぶりに満足そうに語った。