2001.08.12 NHK夏期巡回ラジオ体操が鳩ヶ谷高校に

8月12日、NHK夏期巡回ラジオ体操が、埼玉高速鉄道線の開通を記念して、県立鳩ヶ谷高等学校において行われた。
ラジオ体操は、昭和3年に昭和天皇の御即位の大礼を記念して、当時の逓信省(のちの郵政省、現在の総務省)が国民の健康維持・増進を図るとともに、簡易保険への理解と協力を得るため、国民保険体操として始まったもの。昭和28年より、全国への普及策として、夏休み期間中の43日間、全国43会場を巡回している。その模様はNHKラジオ第1放送で全国実況中継されている。

当日は、午前6時30分の全国生放送開始に先立ち、6時より開会式が行われた。グランドに集まったおよそ3000人の参加者の皆さんへ、本大会を主催している総務省を代表して、新藤総務大臣政務官は、「ラジオ体操は『いつでも、どこでも、だれでも』できる国民的健康法として、子供たちからお年よりの方々に至るまで、広く愛され、親しまれてまいりました。今年は、現在のラジオ体操第一が制定されてから、50周年を迎える記念の年です。総務省においては、今後とも引き続き、ラジオ体操とみんなの体操が普及し、皆様の健康づくりに役立ちますよう、関係者一同力を合わせて努力してまいりたいと考えております」と挨拶した。