【動画・資料】竹島にまた新たな施設計画が!新防波堤の実施設計入札<領土に関する特命委員会>(2011年11月30日)

11月30日、領土に関する特命委員会では、新たに建設計画が明らかになった竹島の防波堤について議論しました。外務省の発表では、駐韓日本大使が韓国政府に抗議の上、計画中止の申し入れを行い、韓国外交通商部から「現時点で何ら決定していない」との説明があったとされています。
しかし、私が入手した韓国側の報道では、「(防波堤は)日本が関与する問題ではない」と外交通商部第1次官が述べ、その後に「何ら決定していない」と言ったに過ぎないことが分かりました。
会議ではこの点を外務省に質しましたが、「外交上のやりとりについて明らかにすることはできない」と逃げるばかりです。
10月19日の野田首相訪韓以降、韓国側の竹島領土侵害は勢いを増してしまいました。「日本の申し入れは対応する価値がない」とまで言われるようになってしまったのです。
委員会の動画、及び、私が委員会に提出した竹島防波堤に関する資料を掲載いたしますので、是非ご覧ください。

また12月9日・10日に予定している長崎県五島市肥前鳥島の視察については、内閣官房・海上保安庁から、船舶の手配を政府としてすることができない、という報告がありました。国会の委員会や超党派の議連であれば他に手段がないときは依頼に応じることもあるが、一政党からの依頼は受けることができない、とのことでした。
今回の視察は肥前鳥島周辺での中国漁船の漁業違反事案を受け、自民党の正規の機関である領土に関する特命委員会が、海上保安庁の警備活動や鳥島の保全状況を直に確認しようというのが目的です。
にも関わらず、このような理由で我々の要請を拒否することは全く納得できません。この件については今後も政府の姿勢を質してまいりたいと思います。

○竹島領土侵害・攻勢強める韓国

○野田首相韓国訪問・竹島新管理事務所・ファッションショー

○防波堤建設計画平面図(大邱日報【2011年11月27日】より)

○竹島防波堤建設に係る新聞報道