【動画】領土特命委<韓国国会議員の竹島コンサート開催に重ねて抗議。肥前鳥島への現地視察を決定。>(2011年11月15日)

11月11日に竹島で韓国国会議員が主催するコンサートが開催された件について、15日、自民党領土特命委で議論しました。
韓国側に対しては事前に外務省から3度にわたり中止を申し入れましたが、韓国は「検討する価値なし」として強行しました。また実施後の抗議も効果が無く、会議では、このような韓国側の態度に対する強い抗議が相次ぎました。

なお、この日午前の参議院予算委員会で山本一太議員の日韓図書協定に関する質問に対し、玄葉外務大臣が「対馬宗家文書」を「盗難文化財」だと発言しました。これは全くの事実誤認であり、恐らく壱岐島の安国寺から盗まれて後に韓国で国宝指定された「高麗版大般若経」のことを言っているのだと思います。この点について、韓国側にある日本の古文書について大臣の理解が足りないことの表れだと、私から指摘しました。結局午後の予算委員会で大臣は発言を訂正し、まことにお粗末な顛末となりました。

次に肥前鳥島の取り扱いについて議論しました。この島は長崎県五島市に所属し、わが国の排他的経済水域(EEZ)の基点となっています。この点を政府に確認するとともに、この島の保全について何の対策も行っていないことを問題としました。領土特命委では肥前鳥島の現状を確認するため、現地視察を行うことを決めました。詳細は決定次第、お知らせいたします。