第182号 この国の可能性(ちから) & JRへ湘南新宿ライン・署名提出


0182-01.jpg



 今こそ日本の強み=最高の技術を活かし、我が国は「人類の生存に貢献できる国家」
というビジョンを打ち立て、行動する時ではないでしょうか


 衆議院の総選挙が近づき、私も支援者の皆さんと、毎日懸命に活動しております。今回の選挙は、大逆風の中の選挙となりました。
 しかし、どんな時も勇気とやさしさを持って、くらしのため、みんなのため、国のために、自分を見失わず精一杯がんばろう、と心に決めています。


◆ この国の可能性

 今は景気が後退し、少子高齢化の進展と相まって、国力が疲弊している状態です。しかし、日本にはこれまで培った凄い能力と、これから発揮できる潜在的な可能性(ちから)がある、と私は考えています。
 その日本の可能性を国民が認識し、みんなで共有した目標に向かって結束しがんばる事が出来れば、私たちの国の未来は明るく元気なものになると思いませんか?
 今号では日本の可能性について、私が認識するいくつかをご紹介させていただきます。


◆ ①エネルギー効率

 各国のGDPあたりのCO2排出量を比較すると以下になります。

日本  米国  インド  中国
 1   2.2   7.4   11.2
 日本はクールアースエネルギー革新技術開発として、10年間で 1 兆円の開発予算を投下し、さらに圧倒的な環境技術を確立します。
 今後、世界の主要なCO2排出国に削減義務が課せられると、世界中の機械は日本の省エネ技術を使わなければならなくなります。
 日本企業のビジネスチャンスは飛躍的に拡大し、その製品の部品を提供する川口・鳩ヶ谷をはじめ国内の中小企業にも仕事がたくさん発注されるようになるのです。


◆ ②経済国土面積

人口: 1 億 2 千 7 百万人 10位
陸地:192カ国中 60位
経済国土面積 6 位
=海洋の排他的経済水域 (EEZ)を含めた日本の主権が及ぶ区域。
 海洋資源は可能性を秘めており、石油、天然ガス、メタンハイドレードなど、金属・鉱物資源が豊富に存在すると云われております。
 日本の海洋資源調査船は世界最先端の技術で、深海の海底資源を見つけ、採掘することが出来ます。


◆ ③革新的資源探査

 リモートセンシング技術=
宇宙から地球観測衛星の特殊なカメラでジャングルの写真を撮り、コンピューターで解析して、地中の金属・鉱物資源を探査する技術。
 日本は世界で最初に実用化に成功。私はこの技術を使い、ベトナムとレアアース(ハイブリッドカーのモーターに使う希少金属)の探査・開発交渉を行いました。


◆ ④都市鉱山

 自宅に置いてある使用済みの携帯電話やパソコンの中には、金、銀、銅や、インジウム(ハイブリッドカーに使用)などレアメタルと呼ばれる希少金属が含まれています。
金は世界中の埋蔵量の 16%
インジウムは同じく  38%
が国内に潜在的に存在しています。
 これを回収する実験は大手家電販売店などで、すでに始まっています。資源のない日本ですが、技術を使えば資源大国になり得るのです。


◆ ⑤コンテンツ産業


  マンガや映画・テレビドラマ、ゲームソフトなどの産業規模は、
1 位 米国 60兆円 輸出20%
2 位 日本 14兆円 輸出 2 %
 日本は海外輸出比率をまだ10倍増やせるのです。日本の優れたアニメなどの作品を世界に売り込むことは、我が国の経済戦略です。


◆ 「人類の生存に貢献する国家」を目指す!

 この他にも高性能太陽光発電パネル、軽量大容量蓄電池、産業支援や家事支援のための人間型ロボット、自分の体や臓器を再生できるips細胞など、世界を圧倒するいくつもの技術を我が国は持っています。
 いずれも世界が求め、生活や社会を革新的に変えることが出来る技術ばかりです。
 今こそ日本の強み=最高の技術を活かし、我が国は「人類の生存に貢献できる国家」というビジョンを打ち立て、それに向かって国民みんなで結束し、行動する時ではないでしょうか?


湘南新宿ラインを川口駅に停めよう


0182-02.jpg


 当日の模様を動画でご紹介しておりますので、ぜひご覧下さい。


◆ JR本社へ署名提出

 去る 7 月30日、自民党川口市議団と共に新宿駅南口にあるJR東日本・本社を訪れ、湘南新宿ラインを川口駅に停車させる件について、署名を提出してまいりました。
 実に 2 万 4 千名を超えるご署名が集まり、駅頭をはじめご協力いただいた皆さまに、紙面をお借りして感謝申し上げます。
 受け取ったJR側も「この署名の重みは、真剣に受け止めます。」と神妙に答えてくれました。


◆ 今後も交渉継続します。

 私たちの交渉に応じてくれたのは、前回に続いてJR東日本の、取締役・運輸車両部長と投資計画部長です。JR側の本気度をご理解いただきたいと思います。
 交渉概要は以下の通りです。
①工事に関しては、技術的には可能。
②事業費は、設計作業を行わない限 り算定できない。
③赤羽駅との連続停車が最大課題。
④前回の市側の要望を受け、京浜東 北線の新型車両投入を加速、朝の 混雑緩和を
 図っている。
⑤署名の重みに応え、今後も両者で 検討を行い、話し合いを継続する。
 総選挙の最中は中断しますが、街の悲願達成に向け、今後も署名運動を続行し、JRと粘り強く交渉を進めてまいります。皆さまのご協力をよろしくお願いします。


 新 藤 義 孝