12月2日、BS-TBS「報道1930」に出演し、「歴史教科書 韓国は日本を、どう伝えているか」をテーマに学者の皆さんと議論しました。(2019年12月02日)

 

20191202_img112月2日(月)、BS-TBS「報道1930」に出演いたしました。
「歴史教科書 韓国は日本を、どう伝えているか」をテーマに、東大大学院 木宮教授と一橋大大学院 クォン准教授らと議論しました。

20191202_img3韓国の歴史教科書における圧倒的な量に比べ、日本の教科書の日韓関係記述は僅か1%です。

一方で、韓国の教科書は量が多くても、日本を批判的に扱うがために、過酷労働を強制される朝鮮人として、別の場所で別の時期に撮った日本人の写真を使用していたり、人口が1910年1300万人から1942年までの32年間で2900万人に増えたことや、工場数が27年間で40倍、石炭生産量が25年で25倍、農業生産が27年間で年平均1.94%増加(内地1.5%を上回る)したことなど、日本の行為について1965年の国交正常化以来の経済協力関係、ソウル地下鉄建設や製鉄所への資金や技術協力などに全く触れられていないこと。

20191202_img4いわゆる慰安婦や徴用工に関する不正確な記述がまかり通っていること。

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文在寅政権になって日本の経済協力による「漢江の奇跡」と呼ばれる部分が今年の教科書から削られ、「ロウソク集会」が入れ替わりに加えられること。

など、歴史教育が国民感情の形成に大きな影響を与えている状況について、日本と韓国は相手に対して、併せて自国民に対する歴史教育について、今後どのように取り組むべきなのかを議論しました。

私からは、大事な隣国として互いに敬意を払いつつ、良いところ、良くなかったところも含めて実証主義に基づく教育整備を図るべきと訴えました。

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