12月25日、領土議連の会見で、10月22日に竹島に上陸した韓国の国会議員に送付した「竹島領有根拠を尋ねる公開質問状」が添え状もなく、むき出しのまま無回答で送り返されてきたことを発表しました。(2018年12月25日)

 
 
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12月25日、「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の記者会見を行いました。
 
去る10月22日、韓国国会議員による竹島不法上陸を受け、竹島が韓国領だと主張する根拠を尋ねた「公開質問状」を郵送しましたが、11月26日、韓国教育委員会、イ・チャニヨル委員長名で送り返されてきました。
 
こちらは丁寧に送り状を付けて質問状を送りましたが、韓国側からは大きな一つの封筒に開封済みの封筒がまとめて入っていただけで、質問に対する回答はおろか何の返信もありませんでした。
 
 
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ところが同じ26日、韓国の中学生が島根県の中学生にあてて、「日本が教えている竹島に関することには間違いがあるので教えてあげる。」という趣旨のハガキが41通届いたのです。(末尾資料をご覧ください。)
 
韓国からの指摘に対して、日本側は島根県の竹島問題研究会座長の下条先生(拓殖大学教授)が子供にもわかるように歴史の事実をやさしく解説して、「間違っているのは韓国の教科書ですよ。ご自分で確かめてみて下さい。」という趣旨の手紙を返しました。
 
韓国の子供達は学校で教わったことを素直に受け取り、日本の子供に教えてくれようとしたのです。内容はともかく、見解の違う問題について話し合おうとする姿勢は、韓国国会議員にも見習ってほしいものです。
 
日本の国会議員からの手紙を無視し、添え状もつけずむき出しのまま送り返すのは、韓国の風習かもしれませんが、誠に野蛮で残念なことです。日本側は韓国からの子どものハガキにさえ丁寧に回答していることを、一般の韓国人が知ればどう思うでしょうか?
 
韓国側では、私たち領土議連が公開質問状を送ったことを一文字も報道しないのです。特に11月21日の憲政記念館で領土議連が開催した竹島問題東京集会には、韓国のテレビ局や報道が取材に来て、集会の開催を批判するニュースを韓国に流しているにもかかわらず、日本からの質問状については一切触れず、韓国は国をあげて都合の悪いことは受け入れない、国民に知らせないという情緒的かつ独善的な風潮が蔓延しています。
 
誠に由々しきことであり、怒りを通り越し呆れるばかりです。
 
韓国の子ども達からのハガキの訳と日本側からの真実の手紙の内容を公開しますので、是非ご覧になって下さい。
 
 
 
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なお、韓国国会議員への質問状に対する韓国側の想定回答と歴史的事実に基づく真実は、来年2月22日に領土議連主催の竹島国民対話集会で公表いたします。