12月6日、私が副会長を務める「北極のフロンティアについて考える議員連盟」で、松野博一文部科学大臣・二階俊博自民党幹事長・細田博之自民党総務会長へ 緊急提言の申し入れを行いました。(2016年12月06日)

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12月6日、私が副会長を務める「北極のフロンティアについて考える議員連盟」で、松野博一文部科学大臣、二階俊博自民党幹事長、細田博之自民党総務会長へ緊急提言の申し入れを行いました。

 

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我が国の極地研究はこれまで南極が中心で、予算配分をみても9:1の割合とも言われておりました。
一方、地球温暖化の影響で北極の氷が溶け、これまで使えなかった北極海航路や海底資源開発の可能性が高まっている北極地域は、我が国にとっての戦略的重要性は飛躍的に増大しています。

 

私は自民党内の有志議員と共に北極政策を推進する議連を作り、2年前に文科省が所管する極地研究所の中に、北極研究を抜本的に増強するための「バーチャル北極研究所」設置を提案し、予算化と共に実現させた後、その推進にあたっております。

 

昨年は当議員連盟として、「北極に関する国家戦略の策定」を強く要望し、それを受け内閣総理大臣を本部長とする政府の総合海洋政策本部において、我が国初の北極政策が閣議決定されました。

 

今回は、ノルウェーのスピッツベルゲン島にある「国立極地研究所ニーオルスン観測基地」やその他地域における観測拠点等を戦略的に活用して研究・観測に取り組み、北極域研究・観測のフロントランナーとして国際社会への責任を主導的に発揮するため、緊急提言を行いました。

日本の新しいフロンティア「北極政策」を推進するための提言です。

 

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また、9月に私が企画しながら国会日程により自分で行けなかった、我が国最北研究所である「ニーオルスン観測基地」の視察報告(北極議連の鈴木俊一会長と上川陽子幹事長が訪問。何と我が国の国会議員初訪問となる快挙となりました!)と併せ、ぜひご覧ください。

 

「北極のフロンティアについて考える議員連盟」からの緊急提言

国立極地研究所「ニーオルスン基地 開設25周年記念」現地視察 並びに 国際ワークショップ参加報告