隠岐諸島周辺・上越沖における「表層型メタンハイドレート」採取に関する調査報告(2016年1月22日)

1月22日、これまで政府に対し要請を続けてきた日本海側の表層型メタンハイドレート分布について、資源エネルギー庁より隠岐諸島周辺と新潟県上越沖の計3カ所で実施した調査により、海底の地中から次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」を採取したとの報告がありました。

隠岐周辺での採取は初めてのことになります。また音波調査により、メタンハイドレートが存在する可能性がある地層が新たに771カ所見つかったとのこと。これまでの調査分と合わせ、有望地は計1742カ所となりました。

今後、政府はこれまでに収集されたさまざまな測定データや多くの地質サンプルについて、専門家による分析・解析作業をすすめ、商業化に必要となる最低限の資源量の規模及び分布状況かどうかの検証を行い、その結果を踏まえて表層型メタンハイドレートを回収するための技術の調査や技術開発のあり方等を検討していく予定です。

私も引き続き、資源確保戦略議連等を通じメタンハイドレートの実用化に向け働きかけを強めてまいります。

関連資料を掲載しましたので、よろしければ是非ご覧ください。