1998.08.31 全国22ヶ所のうち 産業集積法の指定を川口・鳩ヶ谷へ

日本のモノづくりの根幹を支える製造業とその技術。国家が産業集積が高い地域を指定し、種々の優遇措置を敷く地域産業集積活性化法。この法案は、商工委員・新藤議員が担当した。
 
東京都大田区・川崎市・豊田市・日立市など名だたる産業の街が指定を受けたが、何故か中小企業シェア日本一の川口が、その指定から外れていた。調べてみる
と、この法律は各県の申請が必要だが、何と埼玉県からの申請がなかったのが原因。そこで早速、土屋知事にかけ合い、受け入れ準備の予算措置を行い、奥ノ
木、田中両県議の働きで本会議を通過。素早く県の申請を整えた。
 ところが通産省は、20ヶ所分の予算取りは既に決定済みと言う返答。そこで新藤議員は、中小企業日本一の川口を外すことは、法案の目的から外れると強い折衝を行い、同じくもれていた千葉県の東葛地域と一緒に特別枠で地域指定を獲得した。
 (川口地域は川口・鳩ヶ谷・草加・蕨・戸田・八潮・三郷の7市。東葛地域は市川・船橋・松戸・野田・柏・流山・我孫子・鎌ヶ谷・浦安・関宿・沼南の9市2町。合計6139事業所)